IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)に参戦するターナー・モータースポーツは1月15日、モーターオイルメーカーのリキモリ(LIQUI MOLY)とスポンサー契約を結んだと発表。これに合わせて同シリーズに投入する96号車BMW M6 GT3のカラーリングを公開した。
BMW車のチューニングパーツやコンプリートカーの販売を行うターナー・モータースポーツは、その豊富な経験を活かし長年に渡ってGTレースなどのモータースポーツ活動を実施しており、近年は『BMW Z4 GT3』や『BMW M6 GT3』を用いるBMWカスタマーチームとしてWSCCのGTデイトナクラスに参戦。2014年にはシリーズチャンピオンを獲得した。
そんなターナー・モータースポーツは今回、ドイツの潤滑油メーカーであるリキモリとサプライヤー契約を結ぶとともにオフィシャルパートナーシップを締結したと発表。
イエローとライトブルーからなる同チームのイメージカラーを纏ったマシンはホワイトを基調としたボディにブルーとレッドのライン、そしてビビットなロゴマークが目を引くリキモリカラーへと大変身を遂げる予定だ。
「リキモリはまさに夢のパートナーだ」と語るのはターナー・モータースポーツ代表のウィル・ターナー氏。
「高性能で確かな品質のオイルがなければ、耐久レースでの成功を収めることは不可能だ。レーシングカーに用いる製品は極限状態に耐えなければならず、リキモリのオイルはそれが可能なんだ」と提携の理由を語った。
チームは現在まで2018年のドライバーラインアップを明らかにしていないが、1月5~7日にデイトナで行われた公式テスト『ロア・ビフォア・ロレックス24』では昨シーズン、ターナー・モータースポーツからWSCC全戦に出場したイェンス・クリングマンを中心にテストメニューを消化。
クリングマン以外ではBAR1モータースポーツからプロトタイプ・チャレンジ(PC)クラスに参戦したドン・ユーン、マーク・クバムというふたりのアメリカ人ドライバーが96号車BMWのステアリングを握っている。