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セレーナ・ゴメス 「ウディ・アレンとは仕事をしないように」母からの忠告を聞かず

2018年01月17日 12:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ウディ・アレン監督作品に出演したセレーナだが…
米人気歌手で女優のセレーナ・ゴメス(25)と母マンディさんの関係がまた悪化しているようだ。破局・復縁を繰り返すジャスティン・ビーバー(23)との交際が関係悪化の原因とされていたが、どうやらそれだけではないもようだ。

このほどセレーナ・ゴメスの母マンディさんのInstagramに、ファンからあるコメントが届いた。それはウディ・アレンの最新ロマンチック・コメディ映画『A Rainy Day in New York(原題)』に出演したセレーナに「謝罪文を書いて欲しい」という依頼であった。

ウディ・アレンと言えば1992年、当時7歳だった養女ディラン・ファローさんへの性的虐待疑惑が浮上した。本人は一貫して事実無根を主張し1993年に不起訴となったが、2014年にディランさん自らが告白したことで疑惑が再燃していた。

ハリウッドでは昨今、大物プロデューサーらによるセクハラが次々と告発され、撲滅運動の機運がますます高まっているだけに、このタイミングでウディの作品に出演したセレーナを疑問視するファンも多い。

同映画で共演したグリフィン・ニューマン、レベッカ・ホール、ティモシー・シャラメらは「ウディの映画に出演したことを後悔している」「もう二度とウディとは仕事をしない」など、出演後に自身のスタンスを明確に公表しており、この映画で得た報酬は「Time’s Up」やマイノリティーを支援するさまざまな基金へ寄付することを明かしている。

共演者が次々と声明を出すなか、セレーナから何の説明もないことが“イメージダウン”に繋がってしまうと懸念したファンは「もうこれ以上セレーナをかばえない」とマンディさんに助けを求めたようである。

これに対し、マンディさんは「ウディとは仕事をしないようにとずいぶん話し合ったのですが、セレーナはまったく聞く耳を持ちませんでした」と返信、このたびの映画出演はセレーナ自身による決断だったことを明かしている。助言しようとしても耳を傾けてもらえない―と娘との確執をほのめかす表現も見られた。

そんなセレーナは昨年11月に『Billboard』誌のインタビューで、ウディの映画に出演することについて「この映画の撮影が始まった直後に、ハリウッドで一連のセクハラ告発が起こりました。だから少しの間、立ち止まって考える時間が必要でした」と述べ、そのなんとも皮肉なタイミングへの複雑な胸中を告白している。また今回の役柄は5回のオーディションを経て勝ち取ったものだったとし、女優としてのプライドを賭けて撮影に臨んだことも明かしていた。

セレーナはドラマ『13 Reasons Why』にてエグゼクティブプロデューサーを務め、レイプや自殺といった重いテーマを取り上げてきただけに「なぜウディの映画に出演したのか?」とファンは困惑しきりの様子だ。セレーナに何らかの“釈明”や“意思表示”を求めるのも自然な流れであろう。

スターダムを駆け上がってきた娘の成長をそばで見届けてきたマンディさんにとって、いくつになっても“危ない橋”を渡り続けるセレーナを心配しない日はないようだ。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)