ストラッカ・レーシングは2月3日、オーストラリアで開幕するIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第1戦『リキモリ・バサースト12時間レース』でメルセデス・ワークスドライバーのマキシミリアン・バーク、マキシミリアン・ゴッツの2名に加えて、2017年に同チームからブランパンGTシリーズに参戦したアルバロ・パレンテを起用すると発表した。
2018年シーズンより、『マクラーレン650S GT3』から『メルセデスAMG GT3』にマシンをスイッチして、スパ・フランコルシャン24時間レースや鈴鹿10時間耐久レースなどが組み込まれるIGTCにフル参戦することを表明しているストラッカ・レーシング。
イギリスに本拠を置くストラッカは今回、チーム2台目のラインアップとしてバーク、ゴッツ、パレンテという強力なドライバー陣を揃えたが、昨年12月中旬には1台目のメルセデスAMGを駆るドライバーを発表。
ルイス・ウイリアムソン、デビッド・フマネッリ、チームオーナーのニック・レベンティス、豪州のVASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーシリーズで活躍するキャメロン・ウォーターズの4名が起用されている。
「今シーズンの新たなチャレンジに興奮している。ストラッカ(・レーシング)が導入する新しいマシンで(バサーストに)戻れてうれしいよ」と語るのは2017年までマクラーレンのワークスドライバーを務めていたパレンテ。
「バサーストは素晴らしいレーストラックだ。そして僕は過去2年、ここで良い結果を残している。今年のレースで優勝する準備はできているよ」
また、来月のレースがバサースト初ドライブとなるゴッツは「ストラッカとともに初めてのバサーストに挑むことにワクワクしている!」とコメント。
「僕は去年、バサースト12時間をテレビで見ているだけしかできなかったが、今年は新しいチームと一緒に世界のベストトラックのひとつであるマウント・パノラマ・サーキットで戦えることになった」
「チームメイトのマキシム(マキシミリアン・バーク)とアルバロ(・パレンテ)そしてAMGファミリーと力を合わせれば、きっと良い結果を残せるはずだ」と自信を覗かせた。
マシンをスイッチするストラッカはすでにメルセデスAMG GT3のシェイクダウンテストを行なっており、スパイン・バルセロナとイギリス・シルバーストンの2箇所でドライとウエットの両コンディションでのテストを完了済み。計2回のテストでは、合わせて130周以上をラップしているという。
Rain and shine #AMGGT3 pic.twitter.com/tGRIWjTCmp— Strakka Racing (@StrakkaRacing) 2017年12月9日