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銀座メゾンエルメスのウィンドウディスプレイが100回目、特別サイトやトークショーも

2018年01月17日 11:24  Fashionsnap.com

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吉岡徳仁「吐息」2004年/2009年 Image by: © Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Hermès Japon
銀座メゾンエルメスのウィンドウディスプレイが、オープンから数えて100回目を迎える。これを記念し、スペシャルサイトやトークイベントなどでこれまでの軌跡を振り返ると共に、エルメスのウィンドウのエスプリを多角的に紹介する。

 ウィンドウは2001年6月の銀座メゾンエルメスの竣工以来、毎年クリエーションのベースとなる年間テーマを題材に、国内外で活躍するアーティストやデザイナーが自由な発想でデザイン。2カ月ごとに新しい装いで、主役となる製品が毎回異なる表情を見せてきた。 100回目となるディスプレイはプロダクトデザイナーの藤城成貴が手掛け、2018年のエルメスの年間テーマ「Let's Play」を題材にウィンドウでゲームを展開。ウィンドウを建物に見立て、板を用いて奥行きを感じさせる空間の中で、障害物に見立てたエルメスの商品の間を球が転がる仕掛けが施されている。1月18日から3月13日まで展示する。 スペシャルサイトではウィンドウ100回の歴史を動画で振り返るほか、それぞれのウィンドウの画像やコンセプトをアーカイブで紹介。そのほか、ロンドン在住のデザイン評論家アリス・ローソーンによるウィンドウディスプレイの歴史や社会的・創造的な意味についての特別寄稿を公開する。ローソーンおよび3月にウィンドウディスプレイを担当するオーストリア人デザインユニット ミシェール'トラクスラーをゲストに招いたトークイベントも3月に予定されている。
■ウィンドウ 100 回記念スペシャルサイト■ウィンドウ 100 回記念トークイベント
1. アリス・ローソーン講演 日時:2018年3月17日(土) 15:00-16:002. アリス・ローソーン x 服部一成 対談 日時:2018年3月18日(日) 11:30-12:303. ミシェール'トラクスラー講演 日時:2018年3月18日(日)*各回ともに会場は銀座メゾンエルメス フォーラム(東京都中央区銀座 5-4-1 8F)、トーク開始の30分前開場、抽選、募集人数は各回80名、参加無料。応募はスペシャルサイトから2月16日より受付。