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“ソーキそば”は3位 地元の人に聞いた、本当は教えたくない「沖縄グルメ」ランキング

2018年01月16日 18:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

インスタ映えする沖縄グルメ「沖縄第一ホテルの朝食」
日本で人気の観光地・沖縄。地元特有の食べ物も魅力のひとつだが、沖縄旅行をガイドするキャンペーンサイト『旬香周島おきなわ』内にこのたび「OKINAWA 五感でめぐる食の島」(http://cp.okinawastory.jp/top/tokushu/p-120/?scid=su_1417)が公開された。沖縄の「食」を「味覚」だけではなく「触覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」からも紹介するサイトだ。このサイト公開を記念して、昨年12月に沖縄県民646人を対象に「本当は教えたくないオススメの地元食」や「買っておいた方が良いお土産」について調査が実施された。地元の人が選んだ人気の食べ物やお土産は何なのか?

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ソーキそば、ゴーヤチャンプルー、サーターアンダギーなど沖縄のグルメに魅了される観光客は少なくない。そこで、間違いなく美味しいものを知っている地元の人たち646人に「本当は教えたくない本物の地元食」について聞いたところ、1位に輝いたのは「ゆし豆腐(30.2%)」であったという。豆乳ににがりを入れただけの、やわらかいおぼろ状の豆腐を約3人に1人は選んだわけで、沖縄のソウルフードと言えそうだ。前述のサイトでは、このゆし豆腐作りを女性3人が体験する様子が動画で公開されており、石臼で大豆を挽くところから始まり、美味しそうなほろほろとした豆腐が出来上がる。そして第2位は「島らっきょう(23.1%)」、第3位は「ソーキそば(22.1%)」がランクインした。


また、「沖縄で買ったほうが良い、本当は教えたくないオススメのお土産」についても質問したところ、第1位には「ジーマーミ豆腐(19.5%)」が選ばれた。こちらは落花生(ピーナッツ)を使ったもちもちした食感の郷土料理だ。続けて、第2位「泡盛古酒(16.4%)」、第3位「コーレーグース(15.0%)」がランクインし、一般的にお土産として有名なお菓子「ちんすこう」や「琉球ガラス」などは上位に入らなかった。


では、沖縄古来の食べ物ではなく、最近トレンドとなっているグルメは何なのか。サイト『旬香周島おきなわ』(http://cp.okinawastory.jp/)の企画担当者によると、「島バナナの“琉球もちっ娘”です。沖縄の島バナナの中でも特に甘味の強い品種で、(東京)東銀座にあるバナナジュース専門店で行列が出来るほど人気らしいです」とのこと。さらにインスタ映えする沖縄のグルメについては「沖縄第一ホテルの朝食」と「七色の風(店名)」「Mylopluscafe(店名)」を挙げている。


同サイト企画担当者は、沖縄の食の楽しみ方について「公設市場や漁港、共同売店といった県民の生活に近い場所でご飯を買い、ドライブしながら自分の好きな場所を見つけてそこで食べる。スーパーの総菜売り場には沖縄ならではの食べ物がたくさん売っているので、地元スーパーで買って食べるのもよいと思います」「沖縄そばはお店によって出汁や麺はもちろん、コーレーグース(島とうがらしを泡盛に漬け込んだ沖縄県の調味料)や器が違うので沖縄そば巡りもオススメです」とアドバイスしている。地元の人たちの意見を取り入れた「食の旅」は新しい発見がありそうだ。



(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)