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マドンナはお尻叩きOK マライアは元夫任せ セレブ達の子育て躾事情

2018年01月16日 14:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

マドンナに怒られたら怖そう…(画像は『Madonna 2017年11月16日付Instagram「Fit For. A Queen!! The New Finishing Creme!!」』のスクリーンショット)
育児は決して楽しいことばかりではない。妊娠・出産も当然大仕事ながら、その後にパパ&ママはどうにも止まぬ赤ちゃんの夜泣きやぐずりで毎日ヘトヘトに。それが済むと今度はイヤイヤ期や第一次反抗期が始まり、その後はほっとするのもつかの間、子ども達は“親離れの第一歩”ギャングエイジに突入するのだ。だが、ほとんどの親が子を無条件に愛し「立派に育ってほしい」と躾にも余念がない。そんな中「お尻ペンペンで善悪を教え込んでいいのだろうか」「親がやらなきゃ、誰がやる?」と悩み葛藤する人も多いはず―今日は子育て現役人気セレブ達の「お尻叩き事情」を、こちらでまとめてご紹介したい。

■マドンナ(歌手)
父親の異なる長女・長男がおり、さらに4人の養子までいる現役ママのマドンナ。しかし大変気が強いマドンナは、子どもがルールを守らぬとついカッとなるもよう。養子のひとりデヴィッド君の実の父親は、「馬に乗ってはダメ」と言われているにもかかわらず乗馬を楽しんだ長男とデヴィッド君に激怒したマドンナの様子を回顧し「お尻をぶっ叩く姿をこの目で見ました」と明かしていることから、「やむを得ない場合は叩いてもOK」と考えている派だとみて間違いない。

■ケリー・クラークソン(歌手)
2人の実子に加え、夫の前妻が産んだステップキッズもいるケリー。そんなケリーも意外に厳しいママらしく、「お尻を叩いたってOKだわ」とコメント。こうも説明を付け加えて「問題なし」と結論づけている。
「警告は、ちゃんとするの。」
「そう、こんな風にね。『今すぐやめないと、お尻をペンペンするわよ』って。」

■ミシェル・オバマ夫人(元米大統領夫人)
娘が2人いるミシェル夫人も「子どものお尻を叩いた経験がある」と認めた上で、その後に考えを改めた経緯につきこう話している。
「一度、いや二度だったかしら。子どものお尻を叩いたことがあるの。でも、すぐにそういう躾は止めたわ。だって、お尻を叩いたって効果なんて無いから。お尻を叩く―それって何かを教えるというより、親の感情を鎮めるための行為だと私は感じたのよ。」

■マット・デイモン(俳優)
4人の子の父マットは、出演した映画の中で子どものお尻を叩いたことも。しかし実生活では反対派らしく「絶対に叩かないよ」と断言している。それでも子どもが幼い頃は相当苦労をしたらしく、「ひとりが泣くと、もうひとりも泣く」「こっちまで泣けてくるよ」と語ったこともある。彼の場合は、とにかく忍耐力と深い父性愛で難しい時期を乗り越えたようだ。

■P!NK(歌手)
2010年のこと、P!NKはメディアの取材に応じ、威勢よくこう語った。
「親は、(躾のためなら)子どものお尻をぶっ叩くべきよ。ええ、私はそう思うわ。」
しかし翌年ママデビューを果たしたP!NKは、考え方がガラリと変わったもよう。可愛い我が子に手を出すなど考えられなくなったP!NKだが夫は別―その後に応じたインタビューでは、「ぶっ叩くのは旦那だけよ。そうしなきゃ、旦那には話が通じないんだもの」と述べていた。

■ニック・キャノン(俳優・歌手)
マライア・キャリーと結婚し双子をもうけたニックは、マライアとは離婚したものの仲は良好。一時は「復縁も?」と噂されたほどで、育児の協力体制もバッチリだ。しかし意外に厳しいニックは「お尻ペンペンはOK派」。躾について父と母が担う役割は違うと考えているらしく、こう持論を展開している。
「マライアはそんなことをする必要はない。子どもの尻を叩くのは親父である俺の仕事さ。」

■キャンディス・キャメロン・ブレ(女優)
『フラーハウス』で人気のキャンディスは“敬虔なクリスチャン”としても有名だが、「これは黙認できない」という時には容赦なくお尻を叩くという。
「そう、認めにくいけれど事実よ。うちは子ども達のお尻を叩いて躾をするの。でも育児に関する情報の多くは、聖書から得るようにしているの。」
「聖書には、子どもの躾に関してもいくつか書かれている箇所があるのよ。」

■ソランジュ(ビヨンセの妹・歌手)
ソランジュの育児は、3ステップが基本だという。
「そう、子どもがルール違反をしたら、“3ステップ”に従って躾をするの。ステップ1:まずは子どもをしっかり見つめて話すの。ステップ2:それでもダメなら、彼にとって大事なモノを没収よ。そしてステップ3:(ステップ1と2に効果が無ければ、この時点で)お尻を叩くの。でも、こんな躾にしょっちゅう頼る必要なんてないわ。1年に2、3回かしら。その程度で、子どもはちゃんと(ルールを)覚えるものよ。」

「叩いても意味なんてない」「いや、お尻を軽く叩くだけでも躾に効果はある」「叩くなんて虐待に他ならない」と、親の意見は様々だ。しかしほとんどのパパ、ママが子どもを愛し「人の気持ちが分かる子に育ってほしい」「基本的なルールを守れる大人になってほしい」と願い、日々頑張っているのだ。その想いや子供への愛情は、セレブだろうが我々一般人だろうがまったく同じである。ただ最近では「お尻を叩く=NG」との意見も増え、「逆効果であり虐待にあたる」という専門家も増えている。子どもの「心と体の健康」を守りぬくことも、親としての大事な仕事なのだ。

画像は『Madonna 2017年11月16日付Instagram「Fit For. A Queen!! The New Finishing Creme!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)