ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズは1月15日、2018年シーズンから使用する新しいロゴデザインを発表した。
イタリア・モンツァやフランスのポール・リカール、オーストリア・レッドブルリンクなど、欧州各地を転戦しながら争われるELMSは、WEC世界耐久選手権へステップアップを果たすチームも多数参戦するスポーツカーレース・シリーズのひとつ。
例年、ル・マン24時間を運営するACOフランス西部自動車クラブに招待される前年度のチャンピオンチーム以外にもシリーズ最高峰のLMP2クラス、LM-GTEマシンを用いるLMGTEクラスに参戦するチームがル・マンに複数出場しており、2016、2017年にはELMSにレギュラー参戦した平川亮もル・マンのLMP2クラスにスポット参戦している。
そんなELMSは今回、4月15日に開幕する2018年シーズンに先立ち、これまでのものとはまったく新しいロゴデザインを発表。
シリーズの価値を呼び起こすことをテーマにデザインされた新たなロゴは、ELMSの持つ力強さを反映させると同時に、競合シリーズやメディア、そしてファンのために瞬時に認識できるものにしたという。
新しいロゴで追加された三つ星はポディウムを意味するととともに、ELMSを戦うLMP2、LMP3、LMGTEの3クラスを象徴している。
「ロゴというものはブランドのアイデンティティにとって非常に重要なものだ。ELMSはヨーロッパにおける人気モータースポーツシリーズであり、私たちは長年にわたってブランドを構築し続けるロゴを求めていた」と語るのはELMSのジェラルド・ヌブーCEO。
「新しいロゴは誰でも簡単に認識できるシンプルかつダイナミックなものになったが、これは耐久シリーズの重要な要素である“伝統”を呼び起こす近代的なデザインによるものだ」
「我々はELMSのファンと、我々を支えてくれる人々から暖かく歓迎されることを願っている」
It’s more than a new season, it’s a new chapter #ELMS18 pic.twitter.com/6W7lxgNwNZ— ELMSeries_Official (@EuropeanLMS) 2018年1月15日