1月15日、MotoGPに参戦するドゥカティ・チームが2018年の体制発表会を開催。合わせて2018年型『デスモセディチGP』のスタジオショットを公開した。
2017年型デスモセディチGPは、アンドレア・ドビジオーゾが18戦中6勝を挙げたほか、ホルヘ・ロレンソが3度の表彰台、ダニロ・ペトルッチが4度の表彰台を獲得し、コンストラクターズランキングで310ポイントを獲得。ランキング3位でシーズンを終えた。
公開された2018年型のデスモセディチGPには、2017年シーズン後半から登場した大型の空力カウルを装備。グラフィックも一新され、2017年型は白と赤の2色が基調だったが、2018年型は新たにグレーが追加され、白も灰色がかったカラーに変更されている。またマシンカラーに加え、ドビジオーゾとロレンソのライディングスーツのデザインも変わっている。
エンジンは1000ccのDOHC4バルブ水冷90度V型4気筒エボ・デスモドロミック。燃料やオイルを抜いた乾燥重量は157kgで、最大パワーは250馬力以上を発揮し、最高速は350km/hを超えるという。
トランスミッションはドゥカティ・シームレス・トランスミッション(DCT EVO)を装備。フレームはアルミニウム合金製ツインスパーEVO。エキゾーストはアクラポヴィッチが採用されている。
ドゥカティは1月28日から3日間マレーシア・セパンで開催される2018年最初のオフィシャルテストで新型パーツをテストすることが多い。そのため、開幕戦のカタールGPに登場する2018年型マシンはスタジオショットとは違ったものが登場する可能性もあるだろう。