トップへ

アジア初上陸「ハイアット セントリック」の内部公開、ミレニアル世代がターゲット

2018年01月15日 20:33  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ハイアット セントリック 銀座 東京 内観 Image by: FASHIONSNAP
日本初進出となるハイアットのライフスタイルブランドホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」が、22日の開業に先駆けて報道陣に公開された。朝日新聞社の東京における創業の地に建設していることから、出版印刷業の名残をアートワークやインテリアデザインとして随所に落とし込んでいる。

 アジア初上陸となる「ハイアット セントリック(Hyatt Centric)」は、銀座並木通りの東京銀座朝日ビルディングに立地。1泊あたりの宿泊料金は、時期により変動するが平均4万円代で、ミレニアル世代をターゲットに3~12階の10フロアで展開する。
 インテリアデザインは赤尾洋平が率いるストリックランドが担当。銀座の4つの特徴として掲げる「ランドスケープ(土地)」「ファッション」「エンターテインメント」「メディア」を、164の客室とスイートルーム、エレベーターホールなどに設置したアートワークで表現している。4階にはフロントのほか、ジム、ライブラリースペースを設置。ライブラリースペースには、4つのテーマに沿った書籍やアート作品が並んでおり、宿泊者は24時間自由に閲覧することができる。
 最上階の12階では「メディア」がテーマの客室を展開。エレベーターホールに新聞紙で製作されたオブジェや、当時の活版印刷の様子を収めた写真などが飾られている。キッチンダイニングを備えた127平方メートルの「ナミキスイート」、「キング」、「シティビュースイート」の3つのスイートルームは、隣り合わせになっており扉を開放してひとつの部屋として使用することも可能。また、「ランドスケープ」がテーマの11階には、エレベーターホールに銀座の地図を象ったアート作品が設置されている。
 総面積約630平方メートルのダイニング&バー「NAMIKI667」では、東京の旬の食材を取り入れたオーブン料理が提供される。フロアには活版文字をモチーフにした巨大なオブジェやネクタイをはじめ、シャツやジャケット、着物などを編み込だテキスタイル作品、朝日新聞社がキュレーションした銀座の町並みを捉えた写真などを設置。全長約7メートルのバーカウンターでは、ジャパニーズクラフトジン「ロク(ROKU)」を使用した6種類のオリジナルカクテルやフードメニューが用意されている。
 今後の展開として、2020年6月には金沢駅前に「ハイアット セントリック 金沢」を開業する予定だ。
■ハイアット セントリック 銀座 東京開業日:2018年1月22日(月)住所:東京都中央区銀座 6-6-7延床面積:11,905.23平方メートルTEL:03-6837-1234