2016年に行われたアメリカ大統領選挙の1か月前に、ドナルド・トランプ氏の担当弁護士が売れっ子だった元ポルノ女優ステファニー・クリフォードさん側と交渉、「(トランプ氏と性的関係を持ったことを口外せぬよう“口止め料”として)13万ドル(1440万円以上)を支払うとの合意に至っていた」と『The Wall Street Journal』が報じている。
しかしホワイトハウス側は同報道を否定し、「このような噂は、以前から垂れ流しになってきたものです。選挙前に報じられたもので、すでに完全に否定してある内容です」とメディアにコメント。“クリフォードさんとの取り決め”についても、質問には応じなかった。一方で『The New York Times』には「何年も前に(トランプ氏と性的関係を持ったという)事実はない」とする書類がトランプ氏の弁護士より送られてきたといい、そこにはクリフォードさんの署名、さらには「トランプ氏より大金を支払われた事実もない」との文面もあったというのだ。
大変豪快で女癖も悪く、メラニア夫人ほどの美人妻がいながら浮気をしていたと噂されるトランプ氏。確かに女好きではあるとされるトランプ氏の醜聞に、メラニア夫人と息子バロン君、またイヴァンカ・トランプなど以前の妻らが産んだ子ども達も胸中はさぞ複雑であろう。ちなみに「口止め料を払った」とする『The Wall Street Journal』は「事情を良く知る人々からの情報」としているが、実際に金銭の授受があったのかなどに関しては不明のままだ。
画像は『President Donald J. Trump 2018年1月10日付Instagram「I will continue to fight for you, the GREAT AMERICAN PEOPLE — each and everyday, to MAKE AMERICA GREAT AGAIN! Join me!」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 ケイ小原)