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メルセデスF1、ブラックリー拠点にある風洞設備の拡張を計画

2018年01月13日 08:02  AUTOSPORT web

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メルセデスの拠点ブラックリーのファクトリー
メルセデスは、サウスノーサンプトンシャー議会から建築許可を受け、間もなくF1チームの拠点ブラックリーの拡張に着手すると見られる。 

 メルセデスは議長のレベッカ・ブリーズから改築計画を実行する許可を得た。ブラックリーのファクトリーのメイン受付エリアおよび風洞設備の拡張を中心に工事を行う計画だ。

 ブラックリーではチームのシャシー設計・製造業務を行なっているが、エンジン部門は25マイル離れたブリックスワースの最新施設に拠点が置かれている。

 ブラックリーのファクトリーは、当初ブリティッシュ・アメリカン・レーシングによって1999年に設立され、700名にもなる現スタッフの多くが当時から働いている。

 チームは2006年にホンダ・レーシングとなった後、2009年シーズンのロス・ブラウンの買収によるブラウンGP時代を経て、2010年シーズンにメルセデスGPとなった。

 2013年にはブラウンが離脱し、チームはメルセデス・ベンツ・グランプリLtd.管理のもと、大幅に再編成された。以降、チームは2014年から2017年にかけて4年連続でドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルの両方を獲得する圧倒的な強さを見せている。