岡山トヨペットは1月12日、千葉県・幕張メッセにて開催中の『東京オートサロン2018』プロジェクト・ミューのブースで2018年シーズンの参戦体制を発表した。岡山トヨペットが立ち上げたレーシングチームが『K-tunes Racing LMcorsa』として、新田守男と中山雄一のドライバーラインアップによりレクサスRC F GT3を駆って新たにスーパーGT300クラスへ参戦する。
K-tunes Racingは岡山トヨペットの社内チーム。これまでGAZOO Racing 86/BRZ Raceや岡山チャレンジカップ、2017年にはインタープロトシリーズに挑戦してきたが、2018年シーズンはLMcorsaとタッグを組み、スーパーGT300クラスにエントリーする。
そのドライバーラインアップは1994年全日本GT選手権参戦以来18勝を挙げている“ミスターGT300”新田守男と、2017年シーズンGT300クラスランキング3位の中山雄一。監督は1994年、1995年と全日本GT選手権を連覇、ニュルブルクリンク24時間レースで2014年にTOYOYA86でSP3クラス優勝するなど活躍した影山正彦が務める。マシンはレクサスRC F GT3でタイヤはブリヂストン、ゼッケンは96だ。
「今回、K-tunes Racing LMcorsaとしてGT300に参戦させていただきます」と岡山トヨペット代表取締役社長兼チームオーナーの末長一範氏。2018年のテーマは『侍』だという。お披露目されたK-tunes RC F GT3マシンの傍らには、甲冑姿の侍とクマのマスコットキャラクター“くまる”の姿もあった。
2017年のスーパーGT300クラスではFerrari 488 GT3のステアリングを握っていた新田は「RC F GT3にはまだ乗っていません。(スーパーGTでは)2017年、フェラーリに乗っていて(RC F GT3の)戦う姿を見てどういう動きをするのか見ていました」と最多勝記録を持つベテランらしいコメント。