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ダカールラリー:戦いの舞台は高地ボリビアへ。四輪はプジョー首位、二輪はホンダが首位奪還

2018年01月12日 15:31  AUTOSPORT web

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カルロス・サインツ(プジョー3008DKR Maxi)
第40回大会にあたる2018年のダカールラリーは1月12日、ペルーのアレキパから隣国ボリビアのラ・パスへ向かう447kmのステージ6が行われ、カルロス・サインツ(プジョー3008DKR Maxi)がステージ優勝を飾った。

 3カ国をまたぐ形で行われる第40回大会は、いよいよ2カ国目のボリビアへ突入。この日はアンデス山中にあるチチカカ湖周辺を通りながら海抜4722メートルに位置するラ・パスを目指すルートで争われた。

 ステージ6のSS距離は313km、リエゾン(移動区間)も合わせた総走行距離は447kmだ。

 このステージでサインツは2位に4分6秒のギャップをつけて、今大会初のステージ優勝。好調のプジョーに今大会4度目のステージウインをもたらした。

 総合首位はステージ2位を獲得したステファン・ペテランセル(プジョー3008DKR Maxi)が堅持。以下、サインツ、ベルンハルト・テン・ブリンク(トヨタ・ハイラックス)、ナッサー・アル-アティヤー(トヨタ・ハイラックス)といったオーダーも変わっていない。

 市販車部門5連覇へ挑んでいるトヨタ車体は三浦昂/ローラン・リシトロイシター組の337号車トヨタ・ハイラックスがステージ39位/総合33位で完走している。

 トラック部門に挑んでいる日野チーム・スガワラは菅原照仁/高橋貢組511号車がステージ16位を獲得。総合でも6番手につけた。

 二輪部門はアントワーヌ・メオ(KTM450ラリー)がステージ6を制覇。総合ではケビン・ベナバイズ(ホンダCRF450RALLY)がトップに浮上し、総合2番手にエイドリアン・バン・ベーフェレン(ヤマハWR450F)、総合3番手にマシアス・ウォークナー(KTM450ラリー)がつけている。

 1月12日は走行が行われない休息日。参加ドライバー/ライダーたちは英気を養うとともに、高山病対策として高地に体を慣らせていくことになる。

 翌13日に競技は再開。ラ・パスから塩湖で有名なウユニを目指す727kmのステージ7が行われる。