1月12日、埼玉トヨペットは千葉県・幕張メッセにて開催中の『東京オートサロン2018』で2018年の新企画『86ワンメイクレース GreenBraveキャンプ エンターテイメント(GBエンタメ)』について発表を行い、フィギュアスケート元日本代表の小塚崇彦さんが参加することを明らかにした。
GBエンタメは『86ワンメイクレース GreenBraveキャンプ(GBキャンプ)』の一貫。GBキャンプはアマチュアドライバーを対象に車両メンテナンス代やセッティング費用・アドバイスを含めたパッケージを有料で提供するもの。レース参戦の際のハードルを下げ、幅広くレースに参戦してもらうのがねらいだ。
今回新設されたGBエンタメはGAZOO Racing 86/BRZ Raceへの参戦を希望する芸能人を対象に、レース参戦をサポートするプログラム。参戦にあたって車両のメンテナンスやプロドライバーによるドライビングアドバイスなどが受けられるというものだ。
新企画の初年度に参加することになった小塚さんは全日本選手権や世界選手権、バンクーバーオリンピックでは日本代表に選出されるなどとして活躍したフィギュアスケーター。今回の参戦で氷上からサーキット上に戦いの場を移すことが明らかになった。
小塚さんは今回の参戦について「(きっかけは)選手時代から11年、トヨタに所属してきました。その関係で、(豊田章男)社長から運転の楽しさを聞いていたんです」と話す。
「経験談などを聞いていると、次第にやってみたくなって。そのタイミングでこの(GBエンタメ)の話をもらいました。GBエンタメではモータースポーツの楽しさを伝えることができますから」
まだサーキットを走るのに必要なライセンスもヘルメットも持っていないという小塚さん。本当に一からのレース参戦挑戦だ。「クルマのマニュアル免許は持っているし、教習所ではマニュアル運転が優秀だと褒められましたよ」と冗談めかして語った。
「年内にはレース参戦できるようになりたいと思います」と意気込みを語る小塚さん。レース参戦までの道のりは、SNSなどで順次配信される予定だという。