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2019年のWRC日本ラウンド復活への動きを国政、WRCプロモーターも歓迎。「国政、国会の立場から応援」

2018年01月12日 10:21  AUTOSPORT web

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WRCプロモーターのオリバー・シースラ氏
1月12日、2019年のWRC世界ラリー選手権日本ラウンド開催に向けた招致活動の概要が発表された。千葉県・幕張メッセで開幕した『東京オートサロン2018』で行われたカンファレンスでは、自由民主党の古屋圭司衆議院議員やWRCプロモーターのオリバー・シースラからビデオメッセージが寄せられた。

 2017年にトヨタが復帰を果たしたことで、日本でもふたたび注目を集めはじめているWRC。招致委員会は2019年にWRC日本ラウンドを復活させることを目的に活動を行っていく。

 12日に行われたカンファレンスでは、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟会長で、自動車文化を考える議員連盟会長でもある古屋議員がビデオメッセージを寄せ、「今、モータースポーツ振興基本法を作っていますが、これは公道でレースができるようになるもの。もちろん、WRCも例外ではありません」と語った。

「私の地元である岐阜県、あるいは愛知県は(WRCを開催する)コースの環境は非常に良いです。とくに愛知にはトヨタの本拠地もあります」

「とくに岐阜県知事、愛知県知事、関係の市町村もWRCの誘致に熱心です。私もモータースポーツ振興議員連盟会長として国政の立場から、国会の立場から、実現に向けて全力で応援していきたいと思っております」

 またWRCプロモーターで、マネージングディレクターを務めるシースラは「WRC日本ラウンド復活に向けて動き出したことをとてもうれしく思う」とのビデオメッセージを寄せた。

「昨年、新世代WRカーが導入され、TOYOTA GAZOO RacingがWRCに復帰したいま、WRCが日本に戻ってくるのは完璧なタイミングだと思っている」

「WRCプロモーターとして100%のサポートを約束する」

WRC2019年の日本開催に向けて、さまざまな方面で動きが活発になりつつある。