2018年にトロロッソ・ホンダのレギュラードライバーとしてF1にフル参戦するピエール・ガスリーが、プレシーズンテストを信頼性のトラブルに影響されることなく最大限に活用したいと語った。
トロロッソは2017年、ルノーのパワーユニットを使用していたが、2018年からホンダにスイッチすることを決めた。2015年と2017年のプレシーズンテストではホンダにトラブルが連発し、マクラーレンは貴重なテスト時間を失い、シーズンを通して低迷することになった。
ガスリーもチームメイトのブレンドン・ハートレーも、2017年終盤にトロロッソに加入したが、2018年は初のフル参戦シーズンとなる。ルーキーにとっては、テストでトラブルなく走りこめることがより一層重要になる。
「2月の初めにはファエンツァにあるトロロッソのファクトリーに行く予定だ。2018年マシンの初期的なシートフィッティングはすでに終わっているけど、まだやることは残っている。バルセロナでの最初のテストに向けて、すべての準備を整えなければならない」とガスリー。
「テスト期間にはやることが山積みで、すごく忙しくなるだろう。僕らは新しいエンジンパートナーを迎えるから特にね」
「テストで大事なのは、信頼性の高いパッケージであることだ。それがあれば、たくさんのラップを走りこむことができて、マシンとエンジンの状況を把握し、パッケージをどうやって進化させていくかということをしっかり理解できる」
「開幕戦オーストラリアの前にテストは8日間しかない。やる気がすごく高まっていて、早く走りたくてたまらない。12月初めからずっとそのことばかり考えているんだ」