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ミハエル・シューマッハー家所有のカートコースが閉鎖の危機

2018年01月11日 18:02  AUTOSPORT web

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2012年 ミハエル・シューマッハー(メルセデス)
ドイツのケルペンにあるミハエル・シューマッハー家のカートコースが閉鎖される見込みとなった。同地はミハエルとラルフの兄弟がモータースポーツのキャリアを始めた場所である。 

 ケルンから30キロ離れた場所にあるカートコースでドイツ企業のRWEが2020年から石炭採掘を予定していることがその理由だ。



 ミハエルが今でもコースの3分の2を所有しているカートコースの閉鎖について、ミハエルの実弟で元F1ドライバーであるラルフ・シューマッハーはKolner Expressに対し以下のように語った。

「新たなカートコースは開設されない。RWEと共同で調査をしたが、新たな場所の確保に至っていないんだ。残念だよ。伝統と優れた青少年育成の場が同時に失われてしまう」

 またミハエルのマネージャーであるサビーネ・ケームは「一家は開発の動向について最新の報告を受けています」と述べている。

 7度の世界チャンピオンを獲得したミハエルは2013年の年末にスキー中に大けがを負って以来、療養を続けており公の場には姿を現していない。