モンスターエナジーNASCARカップに参戦しているシボレーが、2018年シーズンのカップシリーズに投入するカマロZL1カップカーのテスト走行を行った。
シボレーは2018年シーズンから、これまで通算71勝を挙げてきたシボレーSSに代わって、新たに新型カマロをベースとしたカップカーを投入。トヨタ・カムリやフォード・フュージョンといったライバル陣営に戦いを挑む。
そんなカマロZL1が参加したのはテキサス・モーター・スピードウェイで行われたグッドイヤー主催のクローズドタイヤテスト。このテストにはシボレー陣営のチェイス・エリオットのほか、トヨタ陣営のマーティン・トゥルーエクスJr、フォード陣営のライアン・ブレイニー、アリック・アルミローラが参加した。
カマロZL1をドライブしたエリオットは「まだ、今の段階でシボレーSSと比較するのは難しい」と感触を語っている。
「ほかのサーキットも走り込んで、より実戦に近いシチュエーションを経験しないと具体的な分析はできない。『こうだと思う』という曖昧なことは言いたくないんだ」
「ただマシンの外観は素晴らしい。みんながどう思うかは分からないけど、僕には市販のカマロとまったく同じルックスに見えるよ。シボレーのスタッフは素晴らしい仕事をしたと思う」