2017年にトロロッソでF1フリープラクティスに4戦にわたって出走したショーン・ゲラエルが、2018年にも同チームとの関係を継続することを目指していると語った。
インドネシアにおけるKFCブランドのオーナーの息子であるゲラエルは、2017年に続いて今年もFIA F2選手権に参戦することが決まっているが、同時にトロロッソとの関係を続けていきたいと語った。
21歳のゲラエルは2017年、シンガポール、マレーシア、アメリカ、メキシコの金曜プラクティスでトロロッソのF1マシンを走らせ、バーレーン、ハンガリー、アブダビでの合同テストにも参加した。
「(トロロッソで走ったことは)最高の経験だった。人生を一変するほどの出来事だった」とゲラエルはItaliaracingのインタビューにおいて語った。
「昨年の終わりにはマシンに乗ることへの自信を深めることができたし、自分自身の仕事を改善してチーム全体に対して大きな貢献をすることができた」
2018年もトロロッソとの関係は続くのかと聞かれて、「引き続き一緒に働くつもりだ」とゲラエルは答えた。
「アブダビテストで行った作業の続きをしたいと考えている。それから、F1の金曜フリープラクティスに参加し、その経験を役立てたい」
トロロッソは2017年末でルノーとの契約を終了し、2018年からホンダのパワーユニットを搭載することが決まっており、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーがレースドライバーを務める。