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セリーヌ・ディオンのステージに酔った女が乱入 抱きついて離れず

2018年01月10日 14:53  Techinsight Japan

Techinsight Japan

セリーヌ・ディオンのステージに女が乱入(画像は『Mat’s Channel 2018年1月6日公開 YouTube「Woman humps Céline Dion on stage in Las Vegas HD (January 5, 2018)」』のサムネイル)
2年前の今頃、実に大変な日々を過ごしていた歌手のセリーヌ・ディオン。夫のレネ・アンジェリルさんを咽頭がんにより長い闘病の末に亡くし、そのたった2日後に兄ダニエルさんをもガンで亡くしていたのだ。少しの間休養があったものの、気丈にもまたラスベガスのシーザーズ・パレスのステージに立っていたセリーヌ。そんな彼女の熱狂的なファンとみられる1人の女が突然ステージに上がり…!?

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歌姫セリーヌ・ディオン(49)のステージに女が乱入する事件が起きたのは、ラスベガスのシーザーズ・パレス・ホテルのコンサートホール「ザ・コロシアム/The Colosseum」で5日のこと。女は酒に酔っていたとみられ、セリーヌに何やら熱っぽく話しかけながらその手を握りしめると決して離さず、歌を歌いながら一緒にダンスを踊ろうと誘い、ついには脚を大きく開いてその上半身に抱きついてしまった。

執拗に触れてくるその女。セキュリティスタッフが近づくと「触らないでよ」とけん制する。こういう場合にヘタなことを言ったり恥をかかせたりすると、相手も機嫌を損ねて何をしでかすかわからない。セリーヌは微妙に動揺しながらも歓迎の言葉をかけ、ご機嫌をとってみたりする。「さあ、私とパーティよ。いいわね?」などと導くと、女はセリーヌの首に抱き着いて離れなくなってしまった。再びセキュリティスタッフが割って入ろうとするが、あくまでも平和な解決を望むセリーヌはそれを振り払い、自ら女の手を握りしめ「ケガしないようにね」と優しく言いながらステージから降りるよう促した。

それを見届けたセリーヌは「ああシンドかった。疲れたわ…」といった表情でバタンと倒れ、ステージに数秒間横になってしまった。客席の人々にはセリーヌがおどけてそうしたように見えたが、その後、翌6日のコンサートは9日に延期となった。楽しみにしていたファンはがっかりだが、ドクターから安静にして休むよう助言されたとして本人がTwitterで謝罪している。

時には暴漢がステージに乱入することもある有名歌手のコンサート。周囲が考えている以上にショックを受けてしまう女性歌手は少なくない。初めての熱愛にして21年も連れ添い、3人の子をなした最愛の夫の死からまだたったの2年。セリーヌも「大丈夫だよ」と言って優しく肩を抱いてくれる夫が隣にいてくれないことの寂しさ、悲しさに改めて打ちのめされてしまったのではないだろうか。



画像は『Mat’s Channel 2018年1月6日公開 YouTube「Woman humps Céline Dion on stage in Las Vegas HD (January 5, 2018)」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)