WRC世界ラリー選手権に参戦するヒュンダイ・モータースポーツは、人気のR5カテゴリに投入する『ヒュンダイi20 R5』を1月11~14日にイギリスで行われるオートスポーツ・インターナショナルでお披露目する。
カスタマーチーム向けのラリー車両であるR5は、WRC2をはじめとする世界各国のラリー選手権を主戦場としており、フォードやプジョーなどがマシンを供給。今後もシトロエンやフォルクスワーゲンが新型マシンの投入を予定するなど、活気を帯びている。
ヒュンダイも、この人気市場に新型マシンであるi20 R5の投入を予定しているほか、若手育成プログラム『ヒュンダイ・モータースポーツ・ドライバー・デベロップメント・プログラム(HMDP)』の一環で、WRC2にも参戦。まずは2月のラリー・スウェーデン、3月のラリー・メキシコに参戦する予定だ。
11日に開幕するオートスポーツ・インターナショナルには、HMDPに選出されたヤリ・フッツネンと新たなカラーリングをまとったi20 R5が登場し、パブリックデビューを果たす。
ラリー・スウェーデン、ラリー・メキシコでステアリングを握るフッツネンは「HMDPの代表として、2018年のWRC2に参戦することを誇りに思う」とコメントした。
「ヒュンダイ・モータースポーツのスタッフは僕を信頼してくれているから、僕も全力で応えるつもりだ。もちろん学ぶべきことが多いから、チャンスを最大限に活用する」
「今年のWRC2はとくにタフな戦いになるだろうけど、僕たちは素晴らしいマシンを手にしているから、少し楽観視している。まずは最初の2戦で好成績を収めたいね」