フォーミュラEは1月9日、スイスに本社を置く多国籍企業『ABB』とタイトルスポンサー契約を結んだ。
今回、フォーミュラEのタイトルスポンサーに就任したABBは、1988年に創業した企業で、オートメーション技術や電力技術における大手。日本でも東海道新幹線のメンテナンスに同社のロボットなどが活用されているという。
そんなABBが冠スポンサーに就任したことで、フォーミュラEは今後『ABB FIAフォーミュラE』として開催されることになる。なお、具体的な年数は明かされていないものの、フォーミュラEとABBの契約は複数年とのこと。
「今日はフォーミュラEにとって歴史的な日になった。電力部門やデジタル技術などで豊富な知識をもつABBをシリーズの冠スポンサーに迎えることを誇りに思う」とフォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEO。
「我々とABBが手を組むことで限界を押し上げることができるだろう。ABB FIAフォーミュラEをフォローしている人々は、技術革新が起きる瞬間を目の当たりにすることになる」
ABBのウルリッヒ・シュピースホーファーCEOは、「フォーミュラEとともに、電動モビリティの未来図を描くことを楽しみにしている」と語っている。
「我々が手を組むことで、フォーミュラEというスポーツは新たなフェーズに突入することになり、レースごとに新しい未来を見せることになる」