トップへ

世界一臭い缶詰のニオイを嗅げる「におい展」、池袋パルコで開催 「あなたはどこまで耐えられるか?」

2018年01月09日 18:51  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

くさやや加齢臭など様々なニオイを実際に嗅ぐことができる「におい展」が1月12日から2月25日まで池袋パルコで開催される。強烈なニオイの缶詰「シュールストレミング」や異臭騒ぎで電車が止まったこともある『臭豆腐』なども展示される予定だ。

もちろんこうした「激臭」だけでなく、香水に使われる「ジャコウ(ムスク)」や世界で最も高い香料である「イリス」といったいいニオイも嗅ぐことができる。

足のにおいを「思う存分くんくんしてください」

シュールストレミングとは、ニシンの塩漬けを缶の中で発酵させた食べ物で、主にスウェーデンで作られている。その強烈なニオイから「世界一臭い食品」とも呼ばれている。

同製品の正規輸入販売店である川口貿易のサイトには、

「室内で開缶すると、数日間は臭いが残るため、必ず、屋外の人気がない場所でビニール袋などをかぶせてから開缶してください」
「内容物が衣服などに跳ねた場合、その異臭を完全に取り除く事はできません」

とある。取り扱いに注意しなければならないレベルで臭いということのようだ。「におい展」の公式サイトには「あなたはどこまで耐えられるか?」とある。

臭豆腐は、中国や台湾で広く食べられている発酵食品。2016年には、乗客が持ち込んだと思われる「臭豆腐」が原因で異臭騒ぎが起こり、JR関西線が2時間近く運転を見合わせる事態に発展した。

「足のにおい」も展示予定だ。公式サイトでは「思う存分くんくんしてください」と呼び掛けている。他にもフランスで使われていた水蒸気蒸留器などを見ることができる。

「におい展」の前売り券は700円で、当日券は800円。会場ではオリジナルTシャツや、いい香りのする美臭グッズなど関連グッズの販売も行う。