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ジェニファー・ロペス、アン・ハサウェイらも “黒”を着てセクハラ抗議に賛同<動画あり>

2018年01月09日 15:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

恋人アレックスが見守る中、スピーチするジェニファー(画像は『Jennifer Lopez 2018年1月7日付Instagram「Live from Puerto Rico #timesup #unitedwestand #allblackeverything #equality @arod @goldenglobes」』のスクリーンショット)
昨年秋より大々的に報道されている、大物映画プロデューサーらによる一連のセクハラ行為。これに強く抗議するとともに、被害者への連帯感を表す意味も込めて多くのセレブ達が黒い衣装で参加した第75回ゴールデングローブ賞は、まさに“異色の祭典”となった。今回レッドカーペットに登場する機会こそなかったが、黒い洋服に身を包んだ自身の姿をSNSにアップし、この動きに賛同する意向を伝えるセレブが続出した。

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大物プロデューサーらによるセクハラ行為が次々と告発され、ハリウッドは今「セクハラ撲滅」や「女性の地位向上」を求める気運が最高潮に達しているようだ。「権力にものを言わせて女性を餌食にするのは“TIME’S UP(もうおしまい)”」「真実を語ることに怯え、黙秘を続けるのは“TIME’S UP(もうおしまい)”」として「TIME’S UPキャンペーン」が実施される中、黒い衣装を身につけ遠隔地から賛同の意思を表すセレブ達も登場した。

第75回ゴールデングローブ賞授賞式当日、交際中の恋人アレックス・ロドリゲス(42)とプエルトリコを訪れていたジェニファー・ロペス(48)。彼女がこの日身につけていたタートルネックセーターと細身のパンツはともに黒。靴やバッグ、サングラスも全て黒で統一したコーディネートであった。

「今日はロサンゼルスでゴールデングローブ賞が開催されます。男女平等とセクハラ撲滅に向けて、私も遠くから“#TimesUp”キャンペーンに参加しています」と語った。また「平等に扱われたいと願うのは、プエルトリコの国民も同じこと」とし、引き続きハリケーン「マリア」の被害支援を懇願する場面も見られた。

女優のガブリエル・ユニオン(45)は、マイアミビーチより黒いパーカーを着た写真を投稿。「私がレイプされたあの日から25年。セクハラや性暴力・虐待は、私たちが一丸となれば撲滅することができるはずです」と記し、UCLAの学生時代、アルバイト先の靴屋で銃を突き付けられながら襲われた過去を回想した。また「結束して真の平等を勝ち取りましょう。1人1人が力を合わせれば、白人至上主義や人種差別は根絶することが可能なのです」とし、今こそ“劇的な変革”が必要だと訴えた。

また過去に3度のノミネート、2013年の第70回ゴールデングローブ賞にて『レ・ミゼラブル』で「最優秀助演女優賞」を獲得したアン・ハサウェイ(35)は、体調不良にもかかわらず黒のマキシドレスを着た自身の写真を披露し「病床から、私も賛同します」と綴った。


昨年10月より続くセクハラ撲滅運動。「#TimesUp」「#MeToo」といったハッシュタグは、2018年もSNS上を賑わせそうである。



画像は『Jennifer Lopez 2018年1月7日付Instagram「Live from Puerto Rico #timesup #unitedwestand #allblackeverything #equality @arod @goldenglobes」』『Anne Hathaway 2018年1月7日付Instagram「In Solidarity from my sick bed. #TIMESUP #WHYWEWEARBLACK #GoldenGlobes」』『Gabrielle Union-Wade 2018年1月7日付Instagram「#TimesUp #WhyWeWearBlack This year marked the 25th anniversary of my rape.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)