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世界最速バーチャルレーサー、レース・オブ・チャンピオンズでリアルレースを体験へ

2018年01月09日 15:41  AUTOSPORT web

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F1 Eスポーツ初代チャンピオン初代チャンピオンのブレンドン・リー
レース・オブ・チャンピオンズ(ROC)が初めてeスポーツ部門を設立、世界最速のバーチャルレーサーたちが参戦し、現実のレーシングカーでの競技でも戦うことが分かった。

 F1は2017年にeスポーツのシリーズをスタート、9月に予選イベントを開催し、参戦者を40人に絞り込んだ後、10月にセミファイナルを行い、トップ20がアブダビでのグランプリ・ファイナルで戦った。この結果、緊迫した戦いをブレンドン・リーが制し、初代F1 Eスポーツチャンピオンの座に就いた。

 18歳のリーを含む5人のバーチャルレーサーが、2月にサウジアラビアのリヤドで開催されるレース・オブ・チャンピオンズのeレース部門に出場する。5人はeROCタイトルをかけてバーチャルおよびリアル競技で競い、勝者にはメインのROCイベントのレースシートが授与される。

「現実のレーシングカーで走ることは、僕の一番の目標のひとつだった」と、リーは語った。もしメインイベントへの出場権を得れば、ファン・パブロ・モントーヤ、デイビッド・クルサード、ランド・ノリス、トム・クリステンセンらと戦うことになる。

「このようなイベントができるなんて夢にも思わなかった。とても興奮していると同時に不安でもある。本物のレーシングカーに乗るのは初めてなんだ」

「初のF1 Eスポーツチャンピオンとして、僕が注目を浴びるだろうことは分かっている」

 第30回ROCは、2月2日から3日に、キング・ファハド国際スタジアムで開催される。