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磯崎新と倉俣史朗のコラボ展開催「つくばセンタービル」にフォーカス

2018年01月08日 14:13  Fashionsnap.com

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磯崎新《TSUKUBA III》1985年, シルクスクリーン, Image size: 56.0×56.0cm, Sheet size: 76.0×61.5cm, Ed.75, Signed
建築家 磯崎新によるポストモダン・ムーブメント最盛期の代表作「つくばセンタービル」に焦点を当てた展覧会「Arata ISOZAKI × Shiro KURAMATA: In the ruins」が、駒込の「ときの忘れもの」で開催される。会期は1月9日から27日まで。

 「つくばセンタービル」は1983年に竣工。客室の内装を倉俣史朗が担当した「筑波第一ホテル」が入居していたが、1990年代のバブル経済の崩壊により経営母体であった第一ホテルが2000年5月に倒産したことで経営体制が変わり、ホテル客室およびカフェなどに大規模な改修が行われたとともに倉俣のデザインによるインテリアは失われた。
 同展では磯崎の版画作品「TSUKUBA」や旧・筑波第一ホテルで使用されていた「ライティングデスク」や「鏡」など倉俣デザインの家具を展示。この他、倉俣のアクリルオブジェや磯崎が手掛けた椅子などが出品される。
■Arata ISOZAKI × Shiro KURAMATA: In the ruins会期:2018年1月9日(火)~1月27日(土)11:00-19:00   ※日・月・祝日休廊会場:ときの忘れもの住所:東京都文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS電話番号:03-6902-9530
ときの忘れもの:公式サイト