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乃木坂46、2018年はソロとグループの活躍がさらに加速する? レコ大、紅白、格付けで残した“爪痕”

2018年01月07日 08:02  リアルサウンド

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 乃木坂46にとって、年末年始は怒涛の数日間だった。12月30日の『日本レコード大賞』(TBS)での「インフルエンサー」レコード大賞受賞に始まり、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)への出演。元旦放送のバラエティ番組『芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2018お正月スペシャル』(テレビ朝日系)では、音楽番組では見せないメンバーの素のキャラに大きな反響があった。改めて、ここまでのグループの動きを振り返りたい。


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 まず、乃木坂46にとって名誉あるステージとなった『日本レコード大賞』。女性グループとしては2012年のAKB48以来5年ぶりの大賞獲得だった。「フライングゲット」「真夏のSounds good !」と2度大賞を受賞したAKB48を前に、初の舞台であり念願のステージで涙ながらに「インフルエンサー」を披露する乃木坂46メンバー。「インフルエンサー」は、乃木坂46が初めて実売でミリオンを突破したシングル曲であり、2017年グループがライブや歌番組で何度も披露してきた曲でもある。西野七瀬と齋藤飛鳥はコメントの中で、レコ大でのパフォーマンスがこれまでの“完成形”と話していたように、名実ともにグループを代表する楽曲の一つになった瞬間だった。


 レコ大の追い風を受け、翌日「インフルエンサー」はiTunesトップソングで急上昇を見せ、トップ10付近をマーク(1月6日時点でも15位)。3度目の紅白のステージでは、『紅白、今リハーサル中です。~見どころスペシャル~』(NHK総合)で電話出演した白石麻衣が日村勇紀(バナナマン)扮するヒム子との共演をラブコールしていた。『テレ東音楽祭』(テレビ東京)、夏の明治神宮野球場でのライブと、これまで2度「インフルエンサー」で共演を果たしてきた乃木坂46とヒム子。「あくまで乃木坂だけのステージ」と頑なに共演を拒む日村だったが、副音声「紅白ウラトークチャンネル」の場所でヒム子として踊るという、ステージには上がらず、スクリーンに登場するという方法で「インフルエンサー」を披露。大サビ前には、ダブルセンターの白石、西野がヒム子の持ちネタ「技あり~!」をバッチリ決め、2017年最後のステージを“公式お兄ちゃん”であるバナナマンと共に締めくくった。


 さらに、バラエティ番組『芸能人格付けチェック』でも乃木坂46は大きな爪痕を残す。白石、生田絵梨花、生駒里奈の3人が出演した今回の番組。中でも生田は、ことごとく白石と生駒の回答の裏をかき、番組テロップでは“オレ流 生田絵梨花”、GACKTからも「ああいう子がグループを崩壊させる」と言わしめるほどに大活躍。Twitterのトレンドでも「生田ちゃん」というワードが入った。ファンにとっては、生田の度肝を抜くような行動は周知の事実であり、ニックネーム呼びではない「生田ちゃん」がトレンド入りしたのは、ファン以外の層からも広く関心を集めたことを物語っている。


 大きく年末年始の3番組を取り上げたが、もちろん乃木坂46の出演番組はこれだけでなく、アンダーメンバーや3期生、ペアやソロなど、様々な番組での出演が目立つ。2018年1月期クールドラマでは、西野がドラマ『電影少女~VIDEO GIRL AI 2018~』(テレビ東京系)で主演を務め、与田祐希も『モブサイコ100』(同)でヒロインを、生駒は『オー・マイ・ジャンプ!』(同)への出演も決まっている。2018年は年末年始の活躍を後押しに、一人ひとりのソロ活動とグループの活躍がさらに加速していく1年になるだろう。(渡辺彰浩)