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『きみが心に棲みついた』劇中作を甘詰留太が担当 桐谷健太「演技の大きな助けに」

2018年01月06日 06:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 1月16日スタートのTBS火曜ドラマ『きみが心に棲みついた』の劇中作を、漫画家の甘詰留太が手がけることが決定した。


参考:吉岡里帆、“恋愛ホラー”への挑戦 初主演作『きみが心に棲みついた』で更なる飛躍なるか?


 同ドラマは、女性向けマンガ雑誌『FEEL YOUNG』で連載中の天堂きりんによるコミック『きみが心に棲みついた』『きみが心に棲みついたS』を、吉岡里帆主演で実写ドラマ化した“ホラー”ラブストーリー。自己評価が極めて低いがために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(吉岡里帆)が、対照的な魅力を持つ漫画編集者・吉崎(桐谷健太)と、大学時代の先輩・星名(向井理)の間で揺れ動く様を描く。


 ドラマ本編と連動して進んでいくのが、吉崎が担当する漫画家・スズキ(ムロツヨシ)が描くちょいエロ青年漫画『俺に届け 響け!』。ドラマの序盤では、劇中作の主人公が下着メーカーに就職することになり、吉崎とスズキが取材のため今日子の会社を訪れることで、本編のストーリーが大きく動いていく。反対に、その本編の流れを受けて劇中作が作られていくことになる。そのため、劇中作は単なる吉崎・スズキの職業を表現するツールではなく、ドラマそのものに影響を与える重要な存在になっている。


 その大役を担う劇中漫画の作画、そして漫画監修を『ナナとカオル』や『年上ノ彼女』などで知られる甘詰留太が担当する。甘詰が、自身の漫画が原作ではない映像作品に関わり、作画や監修を務めるのは今回が初となる。


■甘詰留太 コメント
ボクのマンガも映画やビデオにしてもらったことあるのですが、作品の“中”に自分の絵があるのは初めてで、恥ずかしいです。しかも作中で的確なダメ出し……うう、わかってます!精進します!!
『俺に届け 響け!』の画に関して、メグのプロポーションに関して妥協なき打ち合わせを重ねまして。女性視聴者が多いと思ったので“男のファンタジー”を剥き出しに描いていいものか迷ったのですが……。
先日収録現場にお邪魔したのですが、ムロさんがボクのマンガを知っていてくれて、がっちり握手させてもらいました。桐谷さんは、男が惚れる男前ですね……二人の掛け合いがテイクを重ねるたびに確実にカチッと噛み合っていく様は「プロだ!」と思わされました。


■桐谷健太 コメント
僕が演じるのはマンガ編集者で、第1話からネーム※を読むシーンなんかがあります。ちょいエロ青年漫画というコンセプトを聞くだけじゃなくて、甘詰先生の画が実際に目の前にあってそれを見ながらお芝居できるのは、演技の大きな助けになっていますね。本当に感謝しています。
※ネーム:マンガのストーリーや構図を決めるための絵コンテのようなもの


■ムロツヨシ コメント
甘詰先生が僕の演じるスズキの画を描いてくださるということで、とても嬉しく思います。偶然なんですが、少し前に先生のドキドキするちょっとエロい感じのマンガ『ナナとカオル』を読んでたんです。すごくエロいわけじゃなくて、ちょいエロなのがいいですよね。だから非常に嬉しく思ってますし、ありがたいです。その興奮のままに演じたいと思っています。


(リアルサウンド編集部)