2018年01月05日 07:02 リアルサウンド
グレタ・ガーウィグ監督作『Lady Bird』が『レディ・バード』の邦題で6月に公開されることが決定した。
参考:『20センチュリー・ウーマン』の“ポリフォニー”が描き出す、1979年という時代
本作は、ゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル/コメディ部門)ほか4部門にノミネートされ注目を集めているヒューマンドラマ。カリフォルニア州サクラメントの片田舎で暮らすカトリック系女子高生のクリスティン(自称“レディ・バード”)が、高校生活最後の年、友人やボーイフレンド、家族、そして自分の将来について、悩み揺れ動く心を描く。
全米では4館の限定公開にも関わらず1館当たり約9万ドルを超えるスマッシュ・ヒット。その後、全米1,557館まで拡大公開され、昨年12月下旬時点で累計約2,800万ドルを超える大ヒットを記録した。
主人公クリスティンを演じるのは、『つぐない』『ブルックリン』のシアーシャ・ローナン。そのほか、『トイ・ストーリー』シリーズなどアニメ作品で声優も務めるローリー・メトカーフ、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のトレイシー・レッツ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズ、『君の名前で僕を呼んで』のティモテ・シャラメらが共演に名を連ねた。
監督は、『フランシス・ハ』で脚本・主演、『20センチュリー・ウーマン』では各映画賞に助演女優賞として多数ノミネートもされた、グレタ・ガーウィグ。本作が単独監督デビュー作となり、自伝的要素を織り込みながらオリジナル脚本も手がけている。(リアルサウンド編集部)