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BBCで餅の危険性が取り上げられる 海外からは「なんで人を殺しかねない代物を食べるんだ?」と素朴な疑問

2018年01月04日 13:51  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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正月に食べる縁起物と言えば、餅。ただ、その柔らかさや飲み込みにくさは毎年、お年寄りを中心に犠牲者を出している。東京消防庁によると、今年の元日も餅を喉に詰まらせたとして、都内だけで15人が搬送された。うち2人が亡くなっている。

そんな中、英BBCは1月2日、「Delicious but deadly mochi:The Japanese rice cakes that kill」(おいしいけれど危険な日本の餅 死者が出ることも)というタイトルで、餅の危険性を取り上げた。

日本人からは「美味しいし危険じゃないよ。詰まらせるのはごく一部」というコメントも


記事では、餅がどんな食べ物かという説明や、日本で、餅の窒息への注意喚起が毎年出されていること、それでも死者は減らないことなどが報じられていた。窒息を防ぐためには「噛んで、噛んで、噛みまくること」と、十分咀嚼する必要があるとも記している。

日本で暮らしているとおなじみの内容だったが、海外で報道されたことには、ツイッターユーザーから「ついに国際社会に知れ渡ってしまったか」などと驚く声も多かった。

海外の反応も様々だ。BBCニュースのツイッターには、

「先週食べたけど、すごく変わった食感の食べ物だった」
「日本人はどうして、人を殺しかねない代物をむしゃむしゃ食べるんだ?」

といった感想や疑問が寄せられたほか、

「ぶどうでも鶏肉でも、ハンバーガーでもたくさんの人が窒息しているじゃないか」
「飛行機事故や交通事故で死ぬ可能性の話と似たようなものだよ」

と、餅だけに限った話ではないという指摘もあった。

BBCニュースの公式フェイスブックでは5000件以上の反応があり、シェアも800件以上されていた。「餅は好きだけど、子どもやお年寄りには食べさせないかな。窒息のリスクが高いし」というコメントや、「何を食べていても、運が悪ければ窒息するよ」など、反応は様々だ。

餅が危険な食べ物扱いされた記事と、それを読んだ外国人へは、日本人から「餅は正月料理に欠かせない、美味しい食べ物なんだ。危険なんかじゃないよ。詰まらせるのは本当にごく一部だよ」というフォローも入っていた。