全日本ロードレース選手権に参戦するプライベーターチームTOHO Racingが、2018シーズンの全日本JSB1000クラスへの参戦休止を公式ブログで発表した。
TOHOレーシンは2011年シーズンから全日本に参戦。初年度は山口辰也を起用してST600クラスに参戦し、チャンピオンに輝いた。翌2012年には全日本最高峰クラスであるJSB1000に挑戦を開始し、同時に鈴鹿8時間耐久ロードレースにも参戦する。
2012年鈴鹿8耐では2位表彰台を獲得、2016年シーズン全日本第8戦岡山大会レース2では山口が雨のレースで優勝。これはTOHOレーシングとして最高峰クラス初の優勝であると同時に、勝ち星を重ねていた中須賀克行(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム)を止める勝利でもあった。
2017年も引き続き山口を起用し、全日本JSB1000にホンダの2017年型CBR1000RRレースベース車でエントリー。山口はランキング8位でシーズンを終えている。
TOHOレーシングは今回の全日本JSB1000活動休止にあたり、公式ブログで次のようにコメントを発表した。
「これまで全力で挑み続けて参りましたが、今シーズンをもって全日本ロードレースJSB1000クラスの活動を一旦休止することと致しました。また機会がありました時には再びトップクラスに戻ってくることが出来るよう、力を蓄える所存です」
「TOHOレーシング・クラブの活動は今後も継続して参りますので、これからも変わらぬご支援、ご協力、また、ご指導、ご鞭撻を頂けますと幸甚でございます」