2017年のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが自身のインスタグラムから投稿をすべて消去した。
レースウイーク中も頻繁にTwitterなどのSNSを更新するハミルトンは、その更新頻度の多さにライバルのマックス・フェルスタッペンからも「あの更新頻度の凄まじさを見てると、彼の1日は24時間以上あるんじゃないかと思ってしまう」と言われるほどのSNSユーザーだ。
そのハミルトンはクリスマスの週末にお姫様のドレスを着た甥を撮影した動画を投稿。動画のなかでハミルトンは、ドレスを着た甥に対し、「なんでお姫様のドレスを着ているの? クリスマスにもらったのかい?」、「どうしてクリスマスにお姫様のドレスを欲しがるんだよ? 男の子はそんなドレスは着ないものだよ!」と発言していた。
この投稿がLGBT活動家を含む多数の人々から批判を受け、ハミルトンのSNSはいわゆる”炎上”状態に。この状況を受け12月27日には問題の動画を削除するとともに「僕の言葉が不適切だった」と謝罪していた。
これにより騒動は収束すると思われたが、ハミルトンへの批判の声は止まず。最終的にハミルトンはインスタグラムの全投稿を削除することにしたようだ。
12月31日の15時時点で、570万のフォロワーを抱えるハミルトンのインスタグラムページには投稿が1件もされていない状況を示す、「No posts yet.」と表示されている。