トップへ

【2017年版】「VERY妻」目指して"変な婚活イベント"に参加したサブカル女子(25)の後日談

2017年12月31日 10:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

周りが結婚ラッシュのみなさま、いかがお過ごしですか? 筆者も今年で25歳(恋人ナシ)。先日、親戚との集まりで、ついに「今度会うときは市子ちゃんの結婚式かしら~」と言われました。

ただ筆者もこの一年、何もしてこなかったわけではございません。「来年にはVERY妻」を目標に、しかしサブカルは捨てきれず"変な婚活イベント"に参加してその都度レポートしてきました。今回は参加した婚活イベントの満身創痍な後日談をお伝えいたします!(文:市ヶ谷市子)

「暗闇コン」でマッチングした20代男性とは一回デートして音信不通に

2月に参加した「暗闇コン」。真っ暗闇の中、目隠しをした状態での合コンです。声や話し方、手の感触、におい(!)だけで相手がどんな人か判断をする、非常に新鮮な経験をしました。

マッチングしたタカさん(25歳 ゼネコン勤務)と一週間後に新宿御苑でデート。取材も快く受けてくれて、「今度飲みに行きましょうね」と笑顔で解散しました。その後もちょくちょくLINEしていたのですが、デートの模様を書いた記事を送ったところ連絡が途絶えてしまいました。なんで。

お寺婚活パーティーで会った30代男性は段取り悪すぎてガッカリ

続いて5月に参加したのが、お寺での婚活パーティー「吉縁会」。スタッフが全員お坊さんなので、それだけで真面目な人が多そうな気がします。般若心境を読み、住職から"ご縁"についてのお話を聞いた後、参加者同士1対1でのおしゃべりをします。

ここで出会った2人の男性とデートをしました。「お店選びは任せて!」と言ってくれた会社員の30代男性は、相手の仕事の関係で遅れてスタート

のはずが、お店を選んでくれてはいたものの予約しておらず、満席でした。「他にいい店あるから!」と案内してもらうも空席はなく……の連続で、金曜夜の港区を30分以上ウロウロしました。疲れすぎて何を話したのか覚えていません。

もう一人の40代自由業の男性とは「劇団鹿殺しの舞台が最高で」「カラオケで戸川純祭り」など非常に趣味があい、日本酒が進む楽しいデートでした。しかし帰り道、「よっぱらったー!」という自撮り写メが。大学4年生のときの自分とおんなじことしてる……と酔いが醒め、連絡しづらくなってしまいました。

エンジニア男子は可愛い!でも遅刻したのに「ごめん」の一言もなし

七夕の日に参加した「エンジニアカップリングNight」はその名の通り、参加者男性は全員エンジニアの恋活イベント。年齢層は20代が中心でワイワイした雰囲気ではありましたが、ウェイウェイ系はいませんでした。エンジニア男子、どんな話しても「そうなんですね!」って聞いてくれて最高でした。

カップリングしたエンジニアの20代男性と、後日カフェデートをしました。しかし集合時間30分前に「時間、遅らせてもらえない?」。了承の旨を伝えると、「分かった」と連絡が。暑い日だったので、時間まで喫茶店で時間を潰していました。

合流すると「じゃあ行こうか」と、カフェを目指します。その道すがら「あの喫茶店さっき入ってたんだよ」というと「えっ今からカフェ行くのに!?」と驚かれました。すぐ店に入る筆者がおかしいのでしょうか。あと遅れたら「ごめん」のひとこと欲しかったです! こちらもフェイドアウト!

「デーティングサロン」ではデートが成立せず一人で帰路に

今までに参加したイベントはすべて会話時間が短いもの。しかし12月に行った「デーティングサロン」では、恋人同士でも聞きづらいことを事前に聞くことができます。デートする前に本当に相性が合うかを確かめたい、という人にはオススメです。

そこでは出会った、40代メーカー勤務の男性からお誘いを受けたもののお断り、次にマッチングした20代IT系の男性からはお誘い自体がなく、一人で帰宅しました。デーティングは「相手からこう思われているのか」ということが分かるので、今後の恋活・婚活に役立てていきたいなと思う限りです。

ひとりでも楽しい、でも結婚したい そう思うのはなんでだろう

こうしてみると筆者、男を見る目がなさすぎる。2回連続遅刻案件ってどうなってるんだ。信頼できる友人に婚活イベントついて来てもらって「この人は市子にあうと思う」とか指示してほしい。

参加した婚活・恋活イベントは年4回と非常にスローペースでしたが、マッチングアプリを使ったり、ナンパしたりしていました。マッチングアプリに関しては「2度会って『やっぱり合わない』(連絡しなくなる)」が多かったです。逆にいいなと思った人からは返事が来なくなるなど。マッチングアプリは数打ちゃ当たる、です。運です。

現在、いまだに独り身。でも男性とデートをするにつけ、「気心が知れた友人と遊ぶのは楽だな」「ハイロー観るの楽しいな」とか思ったのも事実です。今年は女友だちと遊び、趣味に興じた一年でした。正直、恋人がいなくても十分楽しかった。

ただ、ふとしたとき発作のように「この映画を恋人と観られたら」「もしいま旦那がいたら」と思うのも事実です。来年は26歳、もう少しアクティブに婚活していく所存です。結婚相談所、ちゃんと行こうかな。