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ヲタクの一発芸はコレ! 忘年会で使いたい“アニメものまね”10選

2017年12月30日 17:53  アニメ!アニメ!

アニメ!アニメ!

(C)長谷川町子美術館
世は忘年会シーズン真っ只中。ただお酒を飲んだりお喋りするだけではなく、中には余興を求められて困ってしまうこともしばしば――。

そこで今回は、アニメファンやヲタクにオススメの「アニメものまね10選」をお届けする。子供から大人まで知っている有名な作品はもちろん、ちょっとマニアックなものまねも含めた10種類をピックアップ。比較的難易度も低めで初心者にオススメの「声ものまね」5選と、玄人に向けにマニアック過ぎて伝わらない「動きものまね」5選を紹介したい。

◆誰もが知るキャラクターのベタな“声ものまね”

・『サザエさん』フグ田マスオの「えぇ~!?」
国民的アニメ『サザエさん』より、マスオさんが驚いている時の声。後半の“ぇ”を裏返ったような声にするのがポイント。背筋と指先をぴんと伸ばしたり、動きも付けるとよりそれっぽくなる。

・『ちびまる子ちゃん』丸尾くんの「ズバリ!」
学級委員長キャラ・丸尾くんの代名詞で、何かを指摘するときに言うセリフだ。ものまねとしてはマスオの応用編にあたる。「バ」をマスオの「ぇ」のように極端に音程を変えるとそれらしくなる。眼鏡をかけている人は、直す仕草も加えるとソレっぽくなる。『ちびまる子ちゃん』は個性的な喋り方が多いので、他のキャラクターもオススメ。

・『アンパンマン』チーズの鳴き声
「キャン」と「アン」の中間あたりの鳴き声で、犬の中でもかなり甲高い声のタイプのものまね。演じているのは山寺宏一さんなので、男性でもできる可能性は十分にある。

・『ゲゲゲの鬼太郎』目玉おやじの「オイ、キタロー!」
息子である鬼太郎を呼ぶ時に言っている台詞。これもチーズと同じく声が高めのものまね。その声の高さのまま喋れるかがポイント。この高さの声で喋れるようになると、他の高い声のキャラクターのものまねもしやすくなる。

・『ドラえもん』ドラえもん「ぼくドラえもん」
ものまねの中でも定番な自己紹介系。今は水田わさびさんが声を演じているので、若い子には少し高めの声じゃないと通じないかもしれない。とはいえ、世代を超えて分かってもらえる貴重なものまね。「うふふ~」という笑い声もやりやすい。

・『クレヨンしんちゃん』野原しんのすけ「オラしんのすけだぞ」
これも『ドラえもん』同様、世代を超えて分かってもらえる自己紹介のものまね。返事をするときに言う「ほっほーい」もやりやすい。特徴的な声なので、どちらかというと女性向け。時々やたら上手い人がいる。

◆細かすぎて伝わらない?“動きものまね”

・『機動戦士ガンダム』アムロを殴った後のブライト艦長の動き
「な、殴ったね!」はアムロ・レイの代表する台詞だが、その後のブライト艦長の動きのこと。
「殴って何故悪いか」と言いながら体をひねって背面を見せる。この動きだけでももちろんいいが、シーン全体のものまねをやると、作品をあまり知らない人にも「殴ったね!」で分かってもらえる。

・『サザエさん』OPで、キャラクターたちが果物から出てきた後の動き
果物から出てきて首を振っている動きはおなじみだが、その後腕を振りながら画面に近づいてくる動きのこと。
テレビ番組でこのものまねをしている芸人さんを見た人もいると思うが、その時は作画枚数が少なめの激しい動きだった。実際そこまで少ないわけではないので、腕の振り方は緩やかでも大丈夫。ポイントは跳躍して近づくときに両手を上にピンとのばしたり、体全体を使うところ。磯野家の人数を揃えてやると、よりな気持ちになるに違いない。

・『風の谷のナウシカ』ユパ様が飛んでくるシーン
ユパ様が手をクロスしながらするジャンプの動き。いくつか該当シーンがあるが、父親を殺され逆上したナウシカのナイフを左腕で止め、右手でトルメキアの兵にナイフを向けるシーンがカッコイイ。
やるならとにかく全力でやるべし。協力者がいるとなお良く、笑いを取ることも「おぉ~」と感心させることもできる。終わった後はジブリ作品のトークで盛り上がることだろう。


・『銀河旋風ブライガー』OPのキャラクターが集結する時の金田作画
OPでナレーションとタイトルロゴが終わってからメインキャラクターが集結する時の動き。それなりにアニメが好きな人が周りにいないと全く通じないので注意してほしい。
動き一つ一つがとてもかっこいいが、跳躍力と体の柔軟性が必要になる。スティーブン・ボウィーのジャンプはかなり難しいため、自分の足は黒子にし、ダミーの足を用意すると再現度が高まる。4人揃うと圧巻だと思うので、ぜひやってほしい。



今回は忘年会向けの一発芸ということで、基本的には世代関係なく分かりやすいものをチョイスした。“動きものまね”にはマニアックなものまねが多くなったが、これはアニメにおいて定番の動きというのが実は少ないからだ。『サザエさん』のように現在まで続き、OP・EDのようなおなじみの動きがある作品がほぼない。そういったものを探して「分かる~」と言いたくなるものまねを探すのも、また楽しいかもしれない。
とはいえ、自分でやりたいと思ったものをやるのが一番だ。ものまねはハードルが高いかもしれないが、一度やってしまうとなんとかなってしまうものだったりする。それがそのまま会話のネタになることもあると思うので、めげずにチャレンジしてほしい。