TTアッセン・サーキットの代表を務めるアルヤン・ボスは、同サーキットがザントフォールトに代わってオランダGPの開催会場となることは可能と考えている。
マックス・フェルスタッペンの登場とその人気の高まりから、オランダが再度のF1開催を実現させようとしているという報道が、この1年で取り沙汰されている。オランダで最後にF1が開催されたのは1985年のことであり、当時の会場はザントフォールトだった。
予備的な話し合いがF1とアムステルダム市、ロッテルダム市の代表者たちの間で行われたが、その後に両市とも市街地レース開催は認めないとしている。
ザントフォールト・サーキットのオーナーであるベルナルド・バン・オラニエは先月、歴史ある同サーキットがF1を迎えるためのチャンスは現実的なものであり、開催の可能性について調査が行われている段階だと述べた。
しかしオランダ北部に位置するTTアッセンは、FIAが同サーキットの適正に関して“前向きな報告書”を出したと語っている。アルヤン・ボスはDe Telegraaf紙に対し、以下のように述べた。
「我々はほぼ100パーセント、F1開催の準備ができている」
「もちろんザントフォールトの健闘を祈っているし、(ザントフォールトのオーナーの)ベルナルド・バン・オラニエがあえて名乗りを上げたことは称賛に値する」
「だがアッセンはザントフォールトをはるかにしのいでいる」