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ワタリウム美術館がマイク・ケリーにフォーカス、第1弾で「Day is Done」を展示

2017年12月28日 09:43  Fashionsnap.com

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ファーム・ガール 課外活動 再構成 #9  2004-2005年 / Art © Mike Kelley Foundation for the Arts. All rights reserved/Licensed by VAGA, New York, NY
ワタリウム美術館が、展覧会「マイク・ケリー展 DAY IS DONE 自由のための見世物小屋」を開催する。会期は2018年1月8日から3月31日まで。

 マイク・ケリーは1954年デトロイト生まれ。階級やジェンダーなどのマイノリティーに対する差別、トラウマや暴力、性などを題材に痛烈な皮肉やユーモアを交えた作品を発表し、ロックバンド ソニックユースのアルバム「ダーティ」のジャケットを手掛けたことで世界的に認知が高まった。2000年以降、グッゲンハイム記念財団奨励賞などを受賞。2012年にロサンゼルス近郊の自宅で死亡した。
 ワタリウム美術館では、マイク・ケリーのさまざまな作品を複数回の展覧会としてまとめて紹介。第1弾となる今回は、高校時代の課外活動の様子を写したモノクロ写真を基に映像やインスタレーション、写真作品を展開する大作「Day is Done」を展示する。作品にはヴァンパイアや田舎者、ハロウィンの祭り、不機嫌な悪魔などが登場。ダンスや音楽、シナリオテキストなどすべてディレクションは自身が手掛けた。このほか、ケリーのルーツであるアイルランドの神話から四つ葉のクローバーとそれが表す幸運というモチーフをアイロニカルに表現した「Pansy Metal / Clobered Hoof」など異なる時代の3シリーズを公開する。
■マイク・ケリー展 DAY IS DONE 自由のための見世物小屋会期:2018年1月8日(月・祝)~3月31日(土)休館日:月曜日 ※1月8日、2月12日は開館開館時間:11:00~19:00(毎週水曜日は21時まで)会場:ワタリウム美術館住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6電話番号:03-3402-3001交通:東京メトロ銀座線「外苑前駅」より徒歩8分入館料:大人1,000円、学生(25歳以下)800円、小・中学生500円、70歳以上の方700円    <ペア割引>大人2人1,600円、学生2人1,200円