帰省した際に地元の同級生と会うという人も少なくはないだろう。婚活支援サービスを行うパートナーエージェントは12月20日、「地元の同級生と自分の現在との比較」に関する調査結果を発表した。調査は今年11月にインターネットで実施し、25~59歳の男女2200人から回答を得た。
年末年始に実家に帰省する予定の人は36.6%。実家に帰ると小中高時代の同級生の近況を耳にすることもあるが、実際には「本人から直接聞く」(37.5%)が最も多く、僅差で「友人や先輩後輩から聞く」(36.4%)となっている。
女性は「新居を購入した」も結構気にする模様
同級生の近況を聞いて、「つい比較してしまう」「比較してしまうこともある」と回答した人の合計は、男性が29.0%で、女性が36.8%。また既婚未婚別に見ると、「比較したことはない」が独身で32.3%、既婚で26.0%という結果となった。
同級生と自分を比べて複雑な気持ちになってしまうことを聞くと、最も多かったのは「年収が自分より高額」だった。「複雑な気持ちになる」「複雑な気持ちになることがある」の合計が32.4%と3人に1人に上った。
以降、「役職についた・部下ができた」(21.6%)、「新居を購入した」(20.4%)、「いい会社に入った」(20.0%)、「子どもが生まれた」(18.8%)、「結婚した」(16.1%)、「いい大学を卒業した」(14.6%)、「恋人ができた」(13.4%)と続く。
特に男性は「役職についた・部下を持った」(23.4%)で女性(19.6%)を3.8ポイント上回っている。一方、女性は「新居を購入した」(22.1%)で男性を3.3ポイント、「子どもが生まれた」(20.2%)で2.6ポイント上回る結果となった。
「自分と他人を比べることは悪いことではない」とフォロー
また既婚未婚別見ると、やはり独身者は「恋人ができた」(20.6%)で既婚者を12.8ポイント、「結婚した」(26.2%)で18.2ポイント、「子どもが生まれた」(25.8%)で12.5ポイント上回っている。これについて同社は、
「結婚してしまうと他人の恋愛や結婚、出産についてはそれほど気にならなくなるようです」
といい、「つい自分と他人を比べてしまうこと自体は決して悪いことではありません」とコメントしている。