トップへ

ジョージ・マイケル急逝から1年 墓石には故人を偲ぶ言葉すら彫られず…

2017年12月26日 06:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョージの死から早くも1年(画像は『George Michael 2017年9月8日付Instagram「October 20: LISTEN WITHOUT PREJUDICE/MTV UNPLUGGED」』のスクリーンショット)
音楽シーンへの本格的復帰を前に、昨年のクリスマスに自宅にて急死した英歌手ジョージ・マイケル(享年53)。それから1年、ジョージの墓石には今もなお彼を偲ぶ文字は何ひとつ彫り込まれていない。

【この記事の動画を見る】

昨年のクリスマスの日、ジョージ・マイケルの恋人男性がジョージの自宅を訪問。しかしすでに肌は変色し死後硬直も始まっていたといい、ジョージが息を吹き返す事は二度となかった。

そのジョージの死因は、検視に時間をかけた結果「拡張型心筋症と心筋炎、そして脂肪肝」と当局が発表。その後ようやく遺体は墓地に搬送されジョージの亡き母の隣に埋葬されたのだが、その墓石には何一つ書き込まれておらず、なんとも寂しいお墓の写真を芸能情報サイト『TMZ』などが公開している。

しかし遺族は今もなお彼の死を悼み、死から1年が経つなか父らが以下のような声明を発表した。

「クリスマスといえども、心安らかに過ごせる日とは限りません。完璧な人生などありませんし、家族とてその関係は複雑なものです。」
「しかしほんの少し時間をとって、深呼吸しましょう。そして声に出してこう言うのです。『I love you』と。」
「今年のクリスマスは、彼のいない辛い日です。しかし彼の命日に悲しい思いをしているのは、我々だけではありません。」
「彼はクリスマスが好きで、雪が降らないかと望んだものです。愛してくださった皆さん全員が、グラスを手にし自分の音楽を楽しみ思い出してほしい、そしてご家族やお友達と楽しんでほしい―きっと彼もそう望んでいることでしょう。」



画像は『George Michael 2017年9月8日付Instagram「October 20: LISTEN WITHOUT PREJUDICE/MTV UNPLUGGED」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)