映画『心と体と』が4月14日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
同作は、ハンガリー・ブタペスト郊外の食肉処理場で代理職員として働くマーリアと、片手が不自由な上司エンドレの姿を描いたラブストーリー。不器用で上手く噛み合わなかった2人が、ある日同じ「鹿の夢」を見たことから急接近するというあらすじだ。英題は『On Body and Soul』。
監督は1989年の長編デビュー作『私の20世紀』が、『第42回カンヌ国際映画祭』で最優秀新人賞を受賞したイルディコー・エニェディ。『心と体と』は18年ぶりの長編映画となる。
なお同作は『第67回ベルリン国際映画祭』で最高賞の金熊賞をはじめ、国際批評家連盟賞など4冠を受賞したほか、『第90回アカデミー賞』外国語映画賞ではハンガリー代表として選出されている。