2017/18年のフォーミュラEに参戦しているドラゴン・レーシングは、2018年1月14日にモロッコのマラケシュで行われるルーキーテストにアンドレア・カルダレッリ、マキシミリアン・ギュンターのふたりを起用する。
このテストは、これまでにフォーミュラEへ参戦したことのない電動フォーミュラ“初心者”を対象として行われるもの。これまでにジェームス・ロシターやフレデリック・マコウィッキなど、日本のファンにも馴染み深いドライバーの参加が発表されている。
そんなルーキーテストに、また日本のレース界と関係の深いドライバーの名が加わった。2017年にスーパーGT500クラスでWAKO'S 4CR LC500をドライブしたカルダレッリが参加するのだ。
カルダレッリを起用するドラゴン・レーシングは、インディカー・シリーズなどに参戦するペンスキー・レーシングのオーナーでもあるジェイ・ペンスキーが立ち上げたチーム。これが電動フォーミュラデビューとなるカルダレッリは、ふだんはレギュラードライバーのジェローム・ダンブロジオが操っている7号車でテストに参加する。
カルダレッリとともに、ルーキーテストに参加するギュンターは2016年からFIAヨーロピアンF3選手権に参戦し、初年度はランキング2位、2017年はランキング3位を獲得したドライバー。12月上旬には、全日本スーパーフォーミュラ選手権のエンジンメーカー/ルーキードライバーテストにも参加している。
ギュンターは、レギュラードライバーのニール・ジャニがドライブする6号車を借りる形でテストに参加する。