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フェラーリがF1タイトルの悲願託す2018年型マシン、いち早くクラッシュテストに合格

2017年12月25日 08:02  AUTOSPORT web

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2017年型フェラーリSF70Hを駆るセバスチャン・ベッテル
2018年F1を戦うフェラーリのマシンがFIAが義務付けているクラッシュテストに合格したことが分かった。

 F1マシンは一連のクラッシュテストをパスしなければ使用することはできない。

 チーフテクニカルオフィサーのマッティア・ビノット、チーフデザイナーのシモーネ・レスタ、空力責任者のエンリコ・カルディレが主導して製作し、非公式には「669」と呼ばれる2018年型マシンは、静的テストを経て、ミラノに位置するFIA承認の設備において厳格なテストと評価に合格した。
   
 フェラーリは、2018年型マシンを来年初の合同テストがスタートする数日前の2月22日に初披露することを、ライバルチームに先駆けて発表している。2018年に向けたクラッシュテストに合格したのもフェラーリのマシンが最初であると考えられている。

 2017年に大きく前進しながらも、メルセデスとのタイトル争いに敗れたフェラーリは、準備を万全に整えて2018年に挑戦し直すと、会長セルジオ・マルキオンネは最近述べていた。