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嵐 相葉雅紀、常に人々を楽しませようとする心意気 12月24日の誕生日を機に活躍を振り返る

2017年12月23日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 嵐の相葉雅紀が、12月24日に35歳の誕生日を迎える。現在5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018「untitled」』を開催中ということもあり、当日は嵐のメンバーはもちろん、会場に集まった約5万人のファンによって盛大に祝われることになるだろう。


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 その場にいるだけで周囲の雰囲気を和ます癒しキャラの顔、ジャニーズの後輩グループとの親交も深い面倒見のよい兄貴キャラの顔……2017年もいろいろな姿で私たちを楽しませてくれた相葉。彼の今年1年の活躍でもっとも印象深かった出来事はなんだろうか。


 今年は大野智『忍びの国』、松本潤『ナラタージュ』、二宮和也『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』と主演映画の上映ラッシュで、演技面での活躍が一段と目立っていた嵐のメンバーたち。相葉は例年、映画やドラマへの出演は控えめな方だが、今年は相葉にとっても演技の年となった。4月に放送された月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)で演じた貴族探偵役では、自分で推理をしない探偵・貴族という風変わりな役柄に挑戦。最後の最後まで謎に包まれたミステリアスなキャラクターは回を重ねるごとに見事にはまり、中盤から終盤にかけてヒールかと思わせる相葉の演技は、多くの視聴者を惹きつける妖しさをまとっていた。また、7月に放送された『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)のSPドラマへの出演も記憶に新しい。20年前に放送されたオリジナル版同様に松本潤と出演を果たし、先輩であるKinKi Kidsのデビュー20周年記念作品に華を添えた。


 嵐5人で表紙&巻頭インタビューに登場した『nonno』(2018年2月号)にて「ロケ最多の“ロケ王”」に選ばれていたように、ふだんはバラエティ番組などでロケに出ているイメージが強い相葉。『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)や『相葉マナブ』(テレビ朝日系)などで動物や自然とふれあう姿を見ていると自然と笑みがこぼれてしまう。相葉が人々にもたらす圧倒的な好感は『タレントCM起用社数ランキング』(日本モニター)男性部門で2年連続1位という結果にも表れており、今年も残りわずかだが、年間王者3連覇も夢ではないという勢いを見せている。


 「ここ数年の相葉くんのソロ曲って『Disco Star』『Mr.FUNK』『Amore』と、遊び心いっぱいでしょ? 今回のアルバムの中の、オレと相葉くんと大野さん、3人のユニット曲『バズリNIGHT』を作る上でも、いろいろ提案してくれたんだよ。おかげで、楽しい曲になったと思う。きっと相葉くんの頭の中には、いつもおもしろいアイディアが詰まってるんだろうな」とは、前述の『nonno』内での櫻井翔の言葉。演技でも、バラエティでも、さらには嵐の音楽活動でも……相葉の活躍からは常に人々を楽しませようとする心意気が伝わってくる。35歳、さらに年男を迎える相葉の2018年も、たくさんの笑顔と癒しを与えてくれる一年になることを願っている。(竹上尋子)