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蔵前に台湾と日本をつなぐ「台感」オープン

2017年12月23日 00:03  オズモール

オズモール

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◆台湾の旬のカルチャーと日本をつなぐTaiwan Tea & Gallery「台感」が蔵前にオープン

2017年12月1日(金)、台東区蔵前にTaiwan Tea & Gallery「台感」がオープン。こちらは、台湾の旬のカルチャーなどを紹介して日本と台湾をつなぐクリエイティブエージェンシー「LIP」がプロデュースし、創り手と客の出逢いの場を提供する「Vidaway(ヴィダウェイ)」が運営する、新スポット。台湾に特化したギャラリースペースや台湾茶のティースタンドなどがあり、台湾カルチャーを五感で味わえる。



開幕展「100の台湾品質」の様子
ギャラリーでは台湾のイチオシが揃う開幕展「100の台湾品質」が
ギャラリースペースでは、台湾の最新カルチャーシーンや注目のクリエイター、アーティストを紹介するイベントや展示を開催。2017年12月1日(金)から2018年1月31日(水)までは、開幕展「100の台湾品質」が行われる。

並ぶのは、台湾のさまざまなジャンルで活躍するクリエイターや作家、ブランド、そして台湾カルチャーに精通した「台湾通」の日本人など、20名がセレクトした100の「台湾品質」(台湾でおすすめのヒト・モノ・コト)。それぞれが自由に5つずつ、自分が考える「台湾品質」を写真で展示して、一部は販売もされるそう。

「おすすめは台中カルチャーを発信するクリエイティブチーム『ARTQPIE』の特製2018年カレンダーや、『台感』のロゴを手がけた只是ZISHI Art の手書きのお皿や湯のみ茶碗ですね」と、「LIP」の田中佑典さん。




台湾で人気!「QUEMOLICA 捲毛力?」のリサイクルのコップ
金門島の文化などをもとにリデザインして商品を展開するブランド「QUEMOLICA 捲毛力?」のリサイクルのコップ(写真)も、台湾で人気のアイテムだとか。名産の台湾版テキーラ「高粱酒」の瓶の底の部分を切って、金門島の伝統的な柄のデザインをプリントしたコップは、デザインもモダンで色もかわいい。

20名のうちの一人として参加している「LIP」の田中さんは、「自称台湾人になれる5つの近道」をテーマに、誰にでも喜ばれる「薄荷棒」やカラフルな台湾のおじさんポロシャツなどを紹介しているそう。「台湾の最先端な人たちがセレクトしたものが、意外にも伝統的なものや日常的なものだったりします。彼ら自身が大事にしているものを、展示で感じ取ってもらえれば」(同)

2月以降も、ポップでかわいい靴下ブランド「10more(テンモア)」展や、写真展、茶器展などを予定しているそうなので、気になる人は公式サイトでチェックして。




ロゴが入った「台感」オリジナルのカップで本格台湾茶を
ティースタンドでは本格茶葉を使った台湾茶や人気のB級グルメも
店内には、台湾のクリエイターなどに人気の台湾茶ブランド「琅茶 Wolf Tea(ウルフティー)」のお茶がいただけるティースタンドもオープン。「琅茶 Wolf Tea」は、最高の台湾茶を職人の手によって丁寧に作り上げた高品質なお茶を、ブレンドせず「単品茶(シングルオリジン)」で提供する本格派。この茶葉を使った「ストレートティー」(450円)や「ティーラテ」(550円)などを提供する。

また、台湾では誰もが大好きなB級グルメ、台湾版おでんとも言える「魯味(ルーウェイ)」(500円)は、ランチや台湾ビールのおつまみとしても人気の一品。現在は、オリジナルのスイーツも開発中で、台湾のお茶を使って和菓子の練り切りにしたスイーツなど、台湾と日本の要素を組み合わせたものを今月末には販売スタート予定だそう。




inblooom 印花楽 蔵前
お隣は台湾ブランドの日本初の旗艦店。蔵前で台湾文化を体感しよう
また、「台感」の隣には、台湾人デザイナーによるプリント生地ブランド「inBlooom(インブルーム)」の日本初の旗艦店「inblooom 印花楽 蔵前」がオープン。台湾の暮らしの中からインスピレーションを得たデザインをもとに、パターンデザインとプリント生地を組み合わせたテキスタイルが特徴とか。例えば、台湾在来種のハッカチョウという鳥のデザインのパターンや、台湾の古い窓ガラスのデザインなど、台湾らしいモチーフをおしゃれに仕上げている。

日本と台湾をつなぐ活動が、ギャラリーやティースタンドといった身近な形で体感できる新しいカルチャースポット。台湾通の人はもちろん、これから出かけてみたいという人も、まずは蔵前で台湾を体感してみては?