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"ボディコン"の生みの親、アズディン・アライアの展覧会がロンドンで開催

2017年12月22日 15:13  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

アズディン・アライアの作品
ロンドンのデザイン・ミュージアムで、先月他界したファッションデザイナーのアズディン・アライア(Azzedine Alaia)の展覧会「Azzedine Alaïa: The Couturier」が開催される。会期は2018年5月10日から10月7日まで。

 デザイン・ミュージアムは生前のアライアとチームと共に、同氏のクリエーションのプロセスやキャリアを辿る展覧会を企画。11月18日、アライアは他界してしまったが、彼が予定していた形で企画を実現する。
 同展では、アライア自身とゲストキュレーターのマーク・ウィルソン(Mark Wilson)がセレクトした60以上の作品を展示。また、ロナン&エルワン・ブルレック(onan&Erwan Bouroullec)や、コンスタンティン・グルチッチ(Konstantin Grcic)、マーク ・ ニューソン(Marc Newson)、クリス・ラッシュ(Kris Ruhs)といったアーティストやデザイナーによる特別な作品も披露される。
 アライアは1939年チュニジア・チュニス生まれ。仕立て屋としてパリに渡り、1970年代後半はティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)のもとで働き、1979年に自身のブランドを立ち上げた。80年代には大きなショルダーラインにタイトウエストのスーツ、タイトフィットのイヴニングドレスなど、日本でも馴染みのある"ボディコン(=ボディ・コンシャス)"のスタイルを作り、ファッション界に一大ブームを巻き起こした。