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ティート トウキョウ岩田翔も参画、生地ブランド「クロスアプリ」展開拡大へ

2017年12月22日 09:43  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

展示会の様子 Image by: FASHIONSNAP
三井物産アイ・ファッションが、2018年秋冬シーズンの総合展示会を開催した。目玉の一つとして、テキスタイルコレクション「クロスアプリ(CLOTH-APP)」の生地を使ったユニフォームを展示形式で初めて披露した。

 クロスアプリは、生地の機能や特性をポップなデザインのタグなどで消費者にわかりやすく伝えるブランド。今年3月にデビューし、今年7月にはファッションブランド「ティート トウキョウ(tiit tokyo)」を運営するKIDS-COASTERとともに、クロスアプリのブランディングから生地開発までを手掛ける「クロスアプリラボ(CLOTH-APP LAB)」を設立した。
 展示会では、さまざまな生地を活用したユニフォームを公開。実際の使用例として、ティート トウキョウが「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 S/S」に参加した際、ショーのバックステージでモデルが着用したガウンやヘアスタイリストのTシャツ、原宿にオープンした「ザ リトル ベーカリー トーキョー(The Little BAKERY Tokyo)」のスタッフが身につけるユニフォームなどが展示された。また、探偵や漁師、オーケストラの奏者、書道家などに向けた"架空のユニフォーム"を展開。いずれもティート トウキョウのデザイナー岩田翔がデザインした。
 2017年秋冬で2シーズン目を迎え、現在はアーバンリサーチやビームス、ベイクルーズ、エイ・ネットに生地を供給しているという。引き続き展開の拡大を図り、三井物産アイ・ファッション、KIDS-COASTER、アパレルメーカーの3社コラボにも意欲を示す。三井物産アイ・ファッションの担当者 宍戸浩之氏は「親しみやすいポップなタグデザインが特長。"このタグを使いたい"という声をいただけるようになったら嬉しい」とコメントしている。