17年間で125か国を旅した盲目で聴覚障がいを持つ男性がいる。周りの風景を見ることはできないが、補聴器を使用し体中全ての感覚を研ぎ澄ませることで彼にしか味わうことのできない特別な旅をしてきたのだ。これからもまだまだ旅を続けていくという勇気ある男性のニュースを『real fix』や『The London Economic』などが伝えた。
これまでに「Tony the Traveller」というペンネームで2冊の旅行記も執筆したトニーさんの旅の資金は、16歳の時に他界した父親が遺してくれた毎月の個人年金だそうだ。トニーさんの普段の生活はいたって質素で、今年のクリスマスは自宅で過ごし、来年の旅をどこにするか思いを巡らせる予定なのだという。
画像は『real fix 2017年12月14日付「Blind And Deaf British Backpacker Reflects On 17 Years Of Solo Travelling Through 125 Countries」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)