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世界中から絶賛 現代社会を痛烈な笑いで描く『ザ・スクエア 思いやりの聖域』来年4月28日公開

2017年12月21日 13:02  リアルサウンド

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 今年5月に開催された第70回カンヌ国際映画祭にて最高賞に当たるパルムドール賞に輝いた映画『THE SQUARE』が『ザ・スクエア 思いやりの聖域』の邦題で、2018年4月28日に公開されることが決まった。


参考:世界中から絶賛 現代社会を痛烈な笑いで描く『ザ・スクエア 思いやりの聖域』来年4月28日公開


 本作は、現代アート美術館のキュレーターが、財布とスマートフォンを盗んだ泥棒に対して取った愚かな行動によって、取り返しのつかない状況へと引きずり込まれていく様を描いたヒューマンドラマ。『フレンチアルプスで起きたこと』で話題を呼んだスウェーデンの監督リューベン・オストルンドが、アート界で成功を手にしたエリート紳士が遭遇する様々なハプニングを通じ、他者への無関心や欺瞞、階層間の断絶といった現代社会の問題を、痛烈な笑いたっぷりに浮かび上がらせていく。


 世界中の映画祭を席巻してきた本作は、来年3月にアメリカで開催される第90回アカデミー賞の外国語映画賞部門で、1次選考に当たるショートリスト入りを果たしており、オスカー獲得への期待が高まっている作品でもある。アカデミー賞のノミネーションは、来年1月に発表される予定だ。(リアルサウンド編集部)