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世界ラリークロス:マティアス・エクストローム率いる強豪EKSから若手ヘイキネンが離脱

2017年12月21日 12:22  AUTOSPORT web

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2017年限りでEKSを離脱するトーマス・ヘイキネン
WorldRX世界ラリークロス選手権に参戦しているEKSのトーマス・ヘイキネンがチームを離れることを明らかにした。

 ヘイキネンが所属したEKSは、2016年のWorldRXチャンピオンでDTMドイツツーリングカー選手権にも参戦するマティアス・エクストロームが立ち上げたチーム。WorldRXではアウディから技術サポートも受けている。

 しかし、チームは2018年にシリーズへ継続参戦するか明らかにしておらず、活動が不透明な状況となっていた。

 チームを離れるヘイキネンはフィンランド出身の27歳。これまでシリーズ49戦に参戦し、2勝を含む8度の表彰台を獲得している。

 そんなヘイキネンは12月20日に自身のFacebookを更新。「2年間に渡り、アウディS1 RXクアトロで世界ラリークロス選手権を戦った。そろそろEKSにお別れを言う時期が来た」と記した。

「過去2年間支えてくれたチームスタッフ、とくにマティアス(エクストローム)には感謝している。本当に楽しく、素晴らしい時間を過ごすことができた。(2017年)第11戦ドイツRXでは、マティアスとともに表彰台を獲得できたから、いい思い出になっている」

「EKSに所属している間、本当に多くの友人を作ることができた。彼らの将来が明るいものであることを願っている」

「僕は次のステップに進むことになる。どんな未来が待ち受けているかは分からないが、僕自身の活動については(2018年)1月にはアナウンスできるはずだ」