買取専門店を運営する「大吉」は12月20日、「中古品買取」に関するアンケートの結果を発表した。調査は今年12月にインターネットで実施し、20~60代の男女300人から回答を得た。
クリスマスにもらったプレゼントを「売りにだしたことがある」と回答した人は71.7%にのぼった。また誰からもらったプレゼントを売りに出したかを聞くと、「昔の恋人」が64.2%と最も多く、同社は
「昔の恋人からもらったプレゼントは、売りに出しやすいことが分かりました」
とコメントしている。
売る理由「必要なくなったから」「お金が必要だったから」
2位以降、「友人」(38.6%)、「父親」(30.2%)、「会社の同僚」(28.4%)、「母親」(27.9%)、「兄弟」(24.2%)と続き、「現在の恋人」と回答した人も22.3%いる。
また恋人と別れてからどれくらいの期間で売りに出したかを聞くと、トップ3に「1年以内」(41.3%)、「3か月以内」(34.8%)、「3年以内」(33.3%)が入った。しかし「1週間以内」「1か月以内」(同29.0%)と続き、昔の恋人との思い出の品はすぐに売りだす人も少なくはないようだ。
理由としては「必要なくなったから」(57.2%)、「お金が必要だったから」(54.9%)が多い。売ったクリスマスプレゼントは「ブランド品」(60.9%)が最も多く、「時計」(45.6%)、「金・プラチナ」(38.6%)、「ダイヤ」(35.3%)と続く。
一方、「絶対に売れないプレゼントを貰ったことがありますか」という質問に対して「もらったことがある」は81.3%に上る。誰からもらったものかと聞くと、「母親」(42.2%)、「父親」(40.2%)と答える人が多く、両親からの贈り物はとっておく人が比較的多いようだ。
売ることができない理由としては「大切な人からもったから」(57.8%)、「ずっと手元に残しておきたいから」(48.4%)、「もらった時に嬉しかったから」(40.2%)が多かった。