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F1フリープラクティス限定スーパーライセンスの規定が厳格化。F2ドライバーが優遇

2017年12月21日 09:31  AUTOSPORT web

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トロロッソF1からフリープラクティスに出走したショーン・ゲラエル
FIAが2018年に向け、F1フリープラクティス限定スーパーライセンスの規定を厳格化することが明らかになった。

 2017年のレギュレーションには、ドライバーが最初にフリープラクティス限定スーパーライセンスの申請を行うためには、FIA国際グレードAライセンスおよび普通免許を持ち、18歳以上であり、近年のF1カーで300km以上を一貫したレーシングスピードで走らせた経験を持ち、国際スポーツ法典およびF1スポーティングレギュレーションの最重要項目についての質疑応答を成功裏に完了する必要があるといった条件が記されていた。

 しかし国際スポーツ法典に変更が加えられ、2018年シーズンからは、ライセンス発給の条件に新たな項目が加わり、最初にフリープラクティス限定スーパーライセンスの申請ができるのは、過去3年にF2で6戦を走ったドライバー、あるいはスーパーライセンスポイント25点以上を獲得したドライバーに限定される。

 また、2回目以降のフリープラクティス限定スーパーライセンスを申請するには、過去3年の間にF2シーズンにフル参戦するか、スーパーライセンスポイント25点を獲得していなければならない。

 FIAは9月にスーパーライセンスポイントの配分や対象カテゴリーの変更を発表した。